1.撥水撥油性,フッ素系コーティング剤の基礎と応用
1.1 表面自由エネルギーの基礎
1.2 撥水撥油剤(非フッ素系についても解説),防水・防湿コーティング剤,離型剤
→ 主モノマー・コモノマーの選択により 「表面再編成」を抑制・「相構造」を制御
1.3 SR剤,紙用撥水撥油剤,化粧品用粉体
→ 「表面再編成」を積極的に利用した機能性材料
2.フルオロアクリレート系ポリマーの動的表面特性の基礎と応用
2.1 ポリマー分子設計
2.2 撥液性評価方法:接触角,転落角
[実用的に意味のある転落角 (roll-off angle)の測定法],転落速度,水中接触角
2.3 構造解析:表面元素分析,表面摩擦力,結晶性
3.電子デバイス用 防水・防湿コーティング剤
3.1 基本特性:防水・防湿・防錆性,作業性,労働安全性
3.2 ポリマー設計(PFOAフリー)
3.3 間隙/水深/水圧の関係,膜厚と電気特性の関係,加速試験
(超促進耐候性試験,対硫化試験)
3.4 競合品・競合技術との比較:コーティング剤,プラズマCVD,
樹脂CVD,部材(防水テープ・メッシュ・パッキン)
4.超撥液コーティング
4.1 物理的表面改質による撥液性向上の基礎,超撥液性と耐久性の両立
4.2 第4世代撥液材料(平滑表面で微細凹凸表面と同等の
転落速度を有する新規フッ素樹脂)の創成
5.細胞「非接着性」培養容器
分子運動性の抑制が細胞「非接着性」の起源
6.インクジェットプロセス用撥液剤
6.1 これが次世代有機ELディスプレイのコストダウンの決め手!
撥液性と現像性の両立,量産適合性
6.2 メタルマスクを使わないオールフッ素フォトリソ法による蒸着プロセスもあり得る
7.環境規制
PFOS・PFOA,PFHxS問題の動向
→ 先進国C6,中国C8のダブルスタンダード