フッ素系コーティング剤・フルオロアクリレート系ポリマーの基礎と応用展開【LIVE配信】
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
セミナー修了後、受講者のみご覧いただける期間限定のアーカイブ配信を予定しております。

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
フッ素系コーティング剤【WEBセミナー】
セミナーNo.
211227
開催日時
2021年12月09日(木) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
★1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
★3名以上同時申込は1名につき27,500円(税込)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付き【PDF配布】

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
  ついてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
習得できる知識
・多くの用途では、その場で液滴が弾くことではなく、液滴の移動しやすさ、すなわち、液滴除去性であること。
・フルオロアクリレート系ポリマーの動的動的撥液性に関する知識は、今後、増えてくることが予想される非フッ素系コーティング剤でも適用できる。
・フッ素のカテゴリーで、フルオロアクリレート系ポリマーの代替となり得る材料について理解できる。
趣旨
 フルオロアクリレート系ポリマーは1950年代から繊維用途の撥水撥油剤として使用されてきたが,分子設計の多様性を生かして,近年,様々な用途に展開されている。本講演では,フルオロアクリレート系ポリマーの基礎(分子運動性,表面再編成,動的撥液性など)を抑えた上で,各種用途(特に,繊維処理用撥水撥油剤,電子デバイス用途,細胞培養容器,超撥液コーティング)について解説する。また,一般に動的撥液性が高いと言われるフッ素系材料,シリコーン系材料,炭化水素系材料・・・計数十種類を網羅的に測定した結果を元に,第4世代撥液材料(平滑表面で微細凹凸表面と同等の転落速度を有する)の構成材料になり得る設計指針について解説する。今後、増えてくることが予想される非フッ素系コーティング剤(設計指針に共通点が多い)についても概要を解説する。
プログラム

1.撥水撥油性,フッ素系コーティング剤の基礎と応用
  1.1 表面自由エネルギーの基礎
  1.2 撥水撥油剤(非フッ素系についても解説),防水・防湿コーティング剤,離型剤
    → 主モノマー・コモノマーの選択により 「表面再編成」を抑制・「相構造」を制御
  1.3 SR剤,紙用撥水撥油剤,化粧品用粉体
    → 「表面再編成」を積極的に利用した機能性材料
2.フルオロアクリレート系ポリマーの動的表面特性の基礎と応用
  2.1 ポリマー分子設計
  2.2 撥液性評価方法:接触角,転落角
   [実用的に意味のある転落角 (roll-off angle)の測定法],転落速度,水中接触角
  2.3 構造解析:表面元素分析,表面摩擦力,結晶性

3.電子デバイス用 防水・防湿コーティング剤
  3.1 基本特性:防水・防湿・防錆性,作業性,労働安全性
  3.2 ポリマー設計(PFOAフリー)
  3.3 間隙/水深/水圧の関係,膜厚と電気特性の関係,加速試験
   (超促進耐候性試験,対硫化試験)
  3.4 競合品・競合技術との比較:コーティング剤,プラズマCVD,
          樹脂CVD,部材(防水テープ・メッシュ・パッキン)
4.超撥液コーティング
  4.1 物理的表面改質による撥液性向上の基礎,超撥液性と耐久性の両立
  4.2 第4世代撥液材料(平滑表面で微細凹凸表面と同等の
         転落速度を有する新規フッ素樹脂)の創成
5.細胞「非接着性」培養容器
  分子運動性の抑制が細胞「非接着性」の起源
6.インクジェットプロセス用撥液剤
  6.1 これが次世代有機ELディスプレイのコストダウンの決め手!
    撥液性と現像性の両立,量産適合性
  6.2 メタルマスクを使わないオールフッ素フォトリソ法による蒸着プロセスもあり得る
7.環境規制
  PFOS・PFOA,PFHxS問題の動向
    → 先進国C6,中国C8のダブルスタンダード

キーワード
表面処理,コーティング,フッ素コーティング,撥水,撥油,オンライン,WEBセミナー
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