使用感の官能評価と機器分析、紫外線防御などポイントを解説!
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
1.ファンデーションの粉体技術と市場動向
(1)日本人の肌環境と消費者が望む透明感のトレンドの変化
(2)メイクアップ化粧品の使用動作と使用感の知覚要素
(3)メイクアップ化粧品の粉体技術;体質顔料・着色顔料・光学的微粒子・結合油剤
(4)化粧品開発における人工知能の応用に不可欠な機器分析データ
2.粉体化粧品の使用感の官能評価と機器分析の基礎
(1)素肌のような透明感を演出する粉体技術
(2)アスペクト比と粉体形状係数
(3)雲母,タルク,セリサイト,合成マイカの物性と用途の違い
(4)フワッと軽くのびる粉体の心地よさと嵩密度と動摩擦係数
(5)均一にのびてピタッとつく付着力と分散性と結合油剤の影響
(6)隠す効果とぼかす効果の光学的機能の差異と粉体形状と屈折率の関係
(7)化粧くずれを防ぐ持続性の官能指標と粉体の物性機能
(8)ファンデーションの皮脂濡れによる外観の変化と撥水撥油効果をもたらす表面処理
(9)製品開発に用いる機器分析の常用項目
3.肌の光老化防御と紫外線・近赤外線の遮蔽技術の設計方法
(1)紫外線・ブルーライト・近赤外線による肌の光老化と防御剤の特徴
(2)SPFとPA
(3)紫外線・近赤外線遮蔽複合粉体の設計と使用感の改良
(4)湿式充填プレス法と乾式粉砕プレス法の特徴
(5)湿式スラリー複合化と撹拌乾燥・溶媒回収工程の1ステップ連続処理プロセス
(6)処方を変えずに紫外線・近赤外線防御効果を高め,
使用感を改善する粉体加工プロセス技術の要点
4.化粧品の保湿効果評価法を用いた新処方開発
(1)肌の保湿機能と老化メカニズム
(2)保湿剤による水分蒸散加速メカニズムの検証
(3)肌の保湿効果測定の問題点;肌水分率計,経皮水分蒸散量計,ラマン分光計
(4)角層転写切餅を用いた化粧品の保湿効果試験法による保湿機能の改良法