≪逸脱・不適合を継続的改善に結びつけるため≫

現場で役に立つCAPA(是正予防・予防処置)導入手順・事例と根本的原因分析入門講座【LIVE配信】

セミナー概要
略称
CAPA【WEBセミナー】
セミナーNo.
開催日時
2024年07月16日(火) 10:00~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
高槻医薬品GMP/食品GMPリサーチ 所長 若山 義兼 氏(元塩野義製薬株式会社 品質保証部 次長)

《略歴》
●高槻医薬品GMP/食品ISOリサーチを起業
●医薬品・食品品質保証支援センター:顧問
●日本環境認証機構(JACO):ISO審査員
・略歴
●1966.4~1970.3: 塩野義製薬入社、製造部技術研究・設備課に配属
●塩野義製薬 製造本部/エンジニャリング次長
●(出向)シオノギクオリカプス(株)品質監査室長
●塩野義製薬(株) 監査・保証部・品質保証部 次長


《執筆》
・すぐ使えるGMP・SOPのワードデータ集
(サイエンス&テクノロジー:2015年:CAPAのSOPフォーマット)
・GMP人材の技能教育・資格認定法
(技術情報協会:2015年/ 分担執筆:GMP監査員の資格認定)等
・化粧品OEM企業に対するGMP監査
(情報機構/雜誌GMPPeople:2015年8月~10月まで連載)
・医薬品品質システムの参考になる~ISO 9001の改訂動向及び改訂の概要
〈GMPGMPプラットフォーム:2015年6月~7月まで、
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーとなります。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
習得できる知識
・逸脱におけるリスク評価のポイントの習得
・なぜなぜ分析の進め方及び事例の習得
・逸脱に関連したROUT  CAUSE ANALYSISの習得
趣旨
改正GMPでは、医薬品品質システムにおける心臓部である「経営陣によるマネジメントレビュー」のために「逸脱及びCAPA(是正予防措置)の実施状況及びその有効性評価の報告」が必要となった。
逸脱及びCAPAとは、これまでのGMP運用で管理できなかった諸問題が顕在化し、そのための改善のための取組である。ここで云う諸問題とは、苦情・回収・試験不適合・自己点検・委託先による指摘事項が含まれる
いずれにせよ、逸脱は、なぜ管理できなかったか、どこに本質的問題が潜んでいるのかを明らかにし、原因を排除する活動と云える。CAPAの良否が、逸脱・不適合を継続的改善に結びつける決め手といわれ、「経営陣によるマネジメントレビュー」の着眼点の一つである。このセミナーでは逸脱⇒是正・予防措置(CAPA)の導入手順を、改正GMP省令、ISO 9001およびFDAの手法を踏まえ解説します。
逸脱・不適合などを継続的改善に結びつけるためには、根本的原因分析〈RCA〉がポイントであり、多くの手法が医薬品以外の分野でも開発されている。このセミナーでは、これらの手法を踏まえ、CAPA手順及び根本的原因分析ポイントについて事例を中心に学びます。
プログラム

1.是正措置・予防措置(CAPA)が重視される背景
  1)システム査察で指摘を受ける是正措置・予防措置(CAPA)
  2)製品監査における逸脱の諸問題とその原因
  3)是正措置・予防措置(CAPA)導入の目的
  4)製品品質照査フローにおける是正・予防処置の役割
  5)継続的改善の原動力となる逸脱・変更・是正および予防処置の“見える化(図式)”
  6)医薬品品質マネジメントの運用モデル
  6)是正・予防(CAPA)の対象となる8項目とそのポイント

2.国際規格ISO9001に学ぶ「是正」「予防」「修正」などの用語の理解
  1)用語(不適合、欠陥、修正処置、是正処置、予防処置)の定義
  2)修正処置と是正処置の相違
  3)是正処置と予防処置の相違

3.国際規格ISO9001に学ぶ“是正処置・予防処置”の見える化
  1)見える化シートのフォーマット
  2)効果的な是正処置の10手順
  3)運用事例の紹介


4.効果的な是正措置・予防措置(CAPA)技法の手順(事例)及びRoot Cause Analysis
 是正措置・予防措置(CAPA)の心臓部は、根本原因の究明の確からしさが決めてである。実施要領及び記録フォーマットと関連づけ手法の紹介と事例を解説する。
  1)是正措置・予防措置(CAPA)実施要領及び記録フォーマット
  2)是正措置・予防措置(CAPA)に関する責任と権限
  3)是正処置の対象となる事実の明確化 (発生に至った経過、具体的内容、現象)
  4)根本原因分析
    ・調査目的の明確化
    ・事象に関連した製造プロセスの特定
    ・類似の逸脱・不適合の逸脱記録などの照査および聞き取り調査
    ・根本原因調査および分析技法
    ・要因分析技法/5M+1E分析技法
    ・SHEL分析技法
    ・根本原因分析ツールRCA(Root Cause Analysis)Tools
    ・5WHY技法
  5)逸脱における根本原因分析(3事例)
    ・事例1:温度監視モニター<異常>表示見逃した「ヒューマンエラー事例」
    ・事例2:医療機関のおけるインシュリン過剰投与(メデイカルインシデント)
    ・事例3:打錠製品への”黒い斑点状異物”の混入
  6)遡及調査
  7)再発防止を確実にするための必要性の評価
    ・品質リスクアセスメント
  8)修正措置(応急処置)
  9)是正処置計画およびその有効性評価(変更管理及びバリデーションの要否)
  10)横展開/予防処置の要否
  11)是正処置実施および実施効果確認
  12)是正処置のレビュー(製品品質照査)
  13)予防処置(未然防止)への取り組みのポイント
  14)是正処置管理表への記載要領
  15)是正処置管理表への記載事例

5.逸脱におけるリスク評価および是正・予防処置(事例)
  ★逸脱管理
  ★逸脱におけるリスク評価および是正・予防処置(事例)

~一部、変更もあることご承知下さい~

 質疑応答

キーワード
医薬品、品質システム、CAPA、逸脱、是正措置、逸脱、セミナー、講習会
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