☆本セミナーは、実際の現場で役に立つ、専門知識が少ない方でも理解できるよう、
 データ分析の基礎から応用まで、原理から具体的な手法までを平易に解説します。

ウェーブレット変換の基礎と応用:デジタル信号処理の最新手法とテクニック【LIVE配信】

※オンライン会議アプリzoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。

【アーカイブ配信受講:8/22(木)~8/30(金)】を希望される方は、⇒こちらからお申し込み下さい。

セミナー概要
略称
ウェーブレット変換【WEBセミナー】
セミナーNo.
240812
開催日時
2024年08月21日(水) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
広島工業大学 工学部知能機械工学科 教授 博士(工学) 章 忠 氏
【ご専門】計測工学、知的システム

【ご略歴】
 1993年岡山大学大学院博士課程修了.2004年まで、岡山県工業技術センター,計測制御研究室長・専門研究員,岡山県立大学大学院・助教授.1998年9月から1999年3まで,オーストラリア Melbourne大学客員研究員.2004年10月から2020年3月まで豊橋技術科学大学大学院工学研究科・教授。振動騒音の計測制御,信号処理および異常診断,ウェーブレット変換およびIOT・AI技術の応用などの研究に従事. 現在、広島工業大学工学部知能機械工学科・教授。
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。

◆◇◆10名以上で同時申込されるとさらにお得にご受講いただけます。◆◇◆
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定員
30名 ※現在、お申込み可能です。
備考
・資料付(製本テキスト)※データの配布はありません。
 ※ご自宅への送付を希望の方はコメント欄にご記入ください。
  ご指定が無い場合はお申込み時の住所へ郵送いたします。


【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、→こちらからミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。

2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
  ついては→こちらをご覧ください。

3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。
講座の内容
受講対象・レベル
・音や振動、生体などのデータ情報を扱う技術者の方・新人の方など
必要な予備知識
・線形代数と微分・積分、確率統計、フーリエ変換の初歩的な知識
習得できる知識
・デジタル信号処理に必要な知識
・独自にできるデジタル信号処理の手法
・ノイズ除去と信号分離のテクニック
・信号抽出・異常検出の知識と技術
趣旨
 ウェーブレット変換は1985年頃に提案されてから40年近くが経過し、その理論と応用の両面で大きな発展を遂げてきました。この変換手法は、変換核であるマザーウェーブレットを自由に選択し、必要に応じて独自のものを作成することが可能です。この特性により、従来のフーリエ変換にはない利点を持っています。近年では、新たなウェーブレット変換の発展が進み、AIやIoTなどの現代のデジタル信号処理技術において重要な位置を占めるようになりました。本セミナーでは、専門知識が少ない方でも理解しやすいよう、ウェーブレット変換の基礎から最新の発展と応用までをわかりやすく解説します。さらに、生体信号、音声信号、振動信号など、さまざまな具体例を交えながら、ウェーブレット変換のテクニックや注意すべきポイントについても説明します。このセミナーを通じて、参加者が実践的な知識を得られるように配慮します。
プログラム

1.デジタル信号処理・フーリエ変換・ウェーブレット変換の基礎
 1-1.デジタル信号とフーリエ変換の基礎
  (1)アナログからデジタルへの時間の離散化と振幅の量子化
  (2)周波数特性を見るためのフーリエ級数とその特性
  (3)フーリエ変換・離散フーリエ変換・短時間フーリエ変換
 1-2.ウェーブレット変換の基礎
  (1)連続ウェーブレット変換と注目すべき特性
  (2)離散ウェーブレット変換とその特有な特性
  (3)ウェーブレットパケット変換と最良基底の選択法
 1-3.不確定性原理と必要な情報の確保
  (1)不確定性原理とは
  (2)信号のデジタル化と必要な情報の確保
  (3)フーリエ変換と獲得可能の情報量
  (4)短時間フーリエ変換とウェーブレット変換の違い

2.連続・離散ウェーブレット変換と実用例
 2-1.連続ウェーブレット変換とその応用例
  (1)連続ウェーブレット変換の注目すべき特性
  (2)高精度な高速計算法を実現するテクニック
  (3)連続ウェーブレット変換の応用実例
   a.脳波の解析、
   b.エンジン内乱流の解析、
   c.ボコーダ(音声の再構成)への応用
  (4)信号特性に応じるマザーウェーブレットの設計と睡眠無呼吸症候群の検出
 2-2.離散ウェーブレット変換とその応用例
  (1)離散ウェーブレット変換の特性
  (2)完全シフト不変性を持つ複素数離散ウェーブレット変換
  (3)離散ウェーブレット変換の実用例
   a.心電図のノイズ削除、
   b.レコード音楽のスパイクノイズ分離、
   c.CDWTを用いたICAによる音声信号分離
  (4)リフティングスキームによる複素数離散ウェーブレット変換高速化

3.IoT・AI時代に対応する新なウェーブレット変換と応用例
 3-1.実信号マザーウェーブレットとウェーブレット瞬時相関
  (1)実信号マザーウェーブレットの定義とその構成法
  (2)ウェーブレット瞬時相関とその特性
  (3)ウェーブレット瞬時相関による異常検出の実例
   a.エンジンノッキング検出、
   b.水道管漏水検出、
   c.車異常音の検出
 3-2寄生的離散ウェーブレット変換と応用例
  (1)寄生的離散ウェーブレット変換の定義と寄生フィルタの構成
  (2)寄生的離散ウェーブレット変換による高速異常検出システムと応用例
 3-3可変バンド離散ウェーブレット変換と応用例
  (1)可変フィルタバンドの設計と離散ウェーブレット変換の計算
  (2)可変バンド離散ウェーブレット変換による胎児心電図の抽出への応用例
 3-4可変密度複素数離散ウェーブレット変換と応用例
  (1)可変密度複素数離散ウェーブレット変換の定義と構成
  (2)可変密度複素数離散ウェーブレット変換による音楽解析例
 3-5ウェーブレット変換ソフトの実践体験
  (1)ウェーブレット変換ソフトの仕様説明
  (2)ウェーブレット変換によるノイズ除去などの応用体験
 

キーワード
ウェーブレット、デジタル信号処理、フーリエ変換、信号抽出、セミナー、講演
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