★要求される微構造を得るための焼結の知識について理解を深め、活用することで実験方針を習得することができる

セラミックスの焼結―基礎と応用【LIVE配信】
焼結の考え方、焼結理論、焼結現象などを整理し、科学的な焼結のアプローチ法が身に着く

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セミナー概要
略称
セラミックス焼結【WEBセミナー】
セミナーNo.
240942
開催日時
2024年09月20日(金) 12:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。

◆◇◆10名以上で同時申込されるとさらにお得にご受講いただけます。◆◇◆
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定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
・資料付(PDFデータでの配布)※紙媒体での配布はございません。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。

2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧ください。

3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
講座の内容
受講対象・レベル
セラミックスの製造・研究業務にたずさわっている技術者や研究者。
セラミックの焼結を体系的に学び直したいと思っている方。
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありませんが、焼結の経験者が望ましい。
基礎から解説いたします。
習得できる知識
・セラミックスの焼結の基礎知識、理論的取り扱い、実験との対応
・微構造制御のための考え方、成形体と緻密化・粒径の制御手法
・焼結の最新のトピックス
・具体的なセラミックスにおける焼結の考え方
趣旨
 セラミックスへの新しい機能の付与や性能の向上のためには、組織の微細化が重要で、そのためには、粉体プロセスの各要素を十分理解し、その高度化が必要である。粉体プロセスは、①粉体の合成、②粉体表面処理、③成形、④焼結、の過程を含む。焼結後の微細組織を得るためには、出発原料として微粒子を用いる必要がある。本講座では、①~③の重要性を認識したうえで、④の焼結を中心に講義する。最近、焼結においては、通電加圧焼結、所定温度で電圧を印加するフラッシュ焼結、急速昇温焼結など興味深い手法が報告されている。本講座では、焼結の考え方、焼結理論、焼結現象などを整理し、科学的な焼結のアプローチ法が身に着くことを目標とする。
 受講者は、焼結の原理と実際について十分な理解を深め、要求される微構造を得るための焼結の知識、焼結の知識を活用することで実験方針を習得することが期待される。
プログラム

1.焼結の基礎
 1-1.各種焼結手法とその特徴
  (1) 常圧焼結
  (2) 固相焼結
  (3) 液相焼結
  (4) 加圧焼結
     ガス圧、ホットプレス(HP)、熱間静水圧(HIP)
  (5) 電磁場支援焼結
     パルス通電加圧焼結(放電焼結:SPS)
     マイクロ・ミリ波焼結
     フラッシュ焼結
     急速昇温焼結
 1-2.粉末混合・分散調整および成形
  (1)    粉末混合・分散
     固相、湿式
  (2)    成形
     乾式(プレス成形、冷間静水圧成形)、湿式(コロイド成形)
     3次元造形・成形

2.焼結緻密化の速度論
 2-1.焼結過程(初期・中期・後期)
 2-2.拡散
 2-3.欠陥
 2-4.焼結の駆動力
  (1)表面エネルギーと表面張力
  (2)曲率を持った界面の熱力学
  (3)無加圧焼結における焼結の速度式(初期から後期)
  (4)加圧焼結における速度式
  (5)自由エネルギーからのアプローチ
 2-5.スケーリング則

3.多粒子系の焼結緻密化挙動
 3-1.焼結ダイアグラム
  (1)常圧焼結
  (2)熱間等方加熱(HIP)
 3-2.統一速度式
 3-3.焼結現象のシミュレーション
 3-4.粒成長と粗大化
 3-5.多成分(複合化)での注意点

4.具体例
 4-1.通電支援焼結の展開
  (1)パルス通電焼結(SPS)
  (2)フラッシュ焼結
 4-2.焼結の具体例
  (1)酸化物
     アルミナ系、ジルコニア系
  (2)非酸化物
     窒化珪素、炭化ケイ素、窒化アルミ、超高温セラミックス(ZrB2系)
     MAX相セラミックス
 

キーワード
セラミックス,成形,焼結,粒成長,微構造制御,セミナー,講演,研修
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