★電磁波吸収と電磁波シールドの設計及び評価をミリ波からテラヘルツまでを中心に解説します!

5Gの最新技術動向と電磁波シールド・電波吸収体の基礎と材料設計【アーカイブ配信】
―ミリ波応用に向けて―

こちらは10/4実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
電磁波シールド【アーカイブ配信】
セミナーNo.
241082A
配信開始日
2024年10月07日(月)
配信終了日
2024年10月18日(金)
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
会員登録とは? ⇒ よくある質問
備考
こちらは10/4実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。

・配信開始日までに、セミナー資料(PDF)と動画のURLをメールでお送りします。セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
・電気関係、電波関係 電波吸収体関係 導電体材料関係 磁性体材料関係
・ゴム関係 高分子関係
必要な予備知識
・高周波電気回路(大学2学年程度)
・電磁波・電波伝搬(大学2学年程度)
趣旨
 5G/beyond5G(6G)の言葉が世の中に溢れている。情報通信分野においてIoT: Internet of Thingsが進展し, 5世代の通信技術5G/beyond5Gデバイスと結合しようとしている。使われる周波数は、24.25GHz~86GHz、で “ミリ波” である。本講座では5G/beyond5Gのデバイス・基礎技術を紹介し、これらの誤動作を防ぐ“電波障害対策”に” そして5G/beyond5G 技術の完全な 実現のために“電波シールド・電波吸収体”の技術を解説する。今までTVゴースト(~800MHz)や船舶レーダーの橋体による偽像(700MHz~26GHz)、無線LAN(2~60GHz)、携帯電話(800MHz~2GHz)、blue tooth (2.4GHz)、電力線通信(~2GHz)、ETC (自動料金支払いシステム、5.8GHz)やITS (高度道路交通システム、~76GHz)に主として遠方界電波吸収体・人工表面が開発されてきた。一方スマホ・パソコンの電波障害対策には近傍界電波シールドが使用されてきた。しかし,ミリ波対応(~28GHz)のスマホでは遠方界電波シールドが必要となる。メタマテリアル、古くはメタサーフェス、がミリ波からテラヘルツ波電波吸収体、電波シールドで、人工材料、人工表面として考えられ研究が盛んである。
 本講演では、電波伝搬の基礎から5G/beyond 5Gのデバイスと、遠方界・近傍界用電磁波シールド・電波吸収体の設計及び評価、メタサーフェスによる電磁波吸収と電磁波シールドの設計及び評価をミリ波からテラヘルツまで中心に報告する。
 
プログラム

1.5G/beyond6G(ミリ波)通信の世界とは?
 (1)5G/beyond5G,6Gとは?
 (2)5G/beyond5Gの話題
 (3)EMCの考え方
 (4)ミリ波応用例

2. 5G/beyond 5G(ミリ波を中心)の材料の話題
 (1)アンテナ
 (2)5G/beyond5G通信技術
 (3)GaNアンプ
 (4)高周波基板
 (5)フィルター
 (6)RFフロントエンド
 (7)高周波測定法

3.電磁波の基礎と材料透磁率測定法
 (1)電波伝搬と反射
 (2)ループアンテナ
 (3)ロッドアンテナ
 (4)ループアンテナ近傍の電磁界
 (5)波動インピーダンス
 (6)複素誘電率・複素透磁率測定法
 (7)測定理論
 (8)測定例(CバンドからWバンドまで)

4.電波シールド効果と反射・吸収損失の導出
 (1)シェルクノフの式
 (2)シールド効果
 (3)反射損失、吸収損失の導出と計算例
 (4)遠方界と近傍界のシールド効果の式導出
 (5)磁界源近傍のシールド効果の改善
 (6)KEC法による磁界源近傍のシールド効果測定例
 (7)筐体形状によるシールド効果
 (8)ワイヤーメッシュのシールド効果
 (9)長・短金属線配列構造によるシールド効果(メタマテリアル,FSS)
 (10)メタサーフェイス(周波数選択表面,FSS)の基礎

5.電波シールド特性評価法(遠方界と近傍界)
 (1)自由空間法(遠方界)
 (2)KEC法(近傍界)
 (3)近傍界プローブ法(近傍界)
 (4)ストリップライン法(Rtp)

6.周波数選択(FSS)による電波シールドから電波吸収体への展開
 (1)周波数選択表面(FSS)とは,メタマテリアルとの類似性
 (2)ループフィルタ―特性,ループスロット型フィルター特性,ダブルスクウエア―ループ特性
 (3)FSSの形状変化,Multi-layer FSSへ
 (4)2重メタル表面(メタマテリアル)を用いたMHz帯吸収体(Landy)
 (5)2重メタル表面(メタマテリアル)を用いたTHz帯吸収体(Tao)
 (6)2重メタル表面(メタマテリアル)を用いたMulti peak MHz帯電波吸収体の設計(FDTD法、我々)
 (7)2重メタル表面(メタマテリアル)を用いた広帯域THz帯吸収体の設計・評価(FDTD法、Zhang)

キーワード
5G、6G、ミリ波、電波吸収体、電磁波シールド、メタマテリアル、メタサーフェイス、評価
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