自動車の振動・騒音設計の基本と原因解析および実践対策【LIVE配信】

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
【アーカイブ配信:10/10~10/23(何度でも受講可能)】の視聴を希望される方は、こちらからお申し込み下さい。

セミナー概要
略称
自動車騒音【WEBセミナー】
セミナーNo.
251032
開催日時
2025年10月09日(木) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
明治大学 先端数理科学インスティテュート 研究員 博士(工学) 石濱 正男 氏

学歴:東京大学工学部航空学科卒,マサチューセッツ工科大学留学,博士(工学)東京工業大学
職歴:日産自動車総合研究所次長,神奈川工科大学教授,防衛省技術顧問,中央環境審議会自動車騒音専門委員,自動車技術会論文集編集委員長
資格:米国Professional Engineer
受賞歴:日本機械学会・技術功績賞,自動車技術会・技術貢献賞,環境大臣賞(環境保全功労者)
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ★1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。

※LIVE配信とアーカイブ配信(見逃し配信)両方の視聴を希望される場合
 お一人様につき、追加料金11,000円(税込)にてお申込みいただけます。
 メッセージ欄に「LIVEとアーカイブ両方視聴」と明記してください。

会員登録とは? ⇒ よくある質問
特典
書籍「70事例に学ぶ自動車の振動騒音対策法」を配布いたします。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
・セミナー資料は事前に郵送いたします。会社以外の場所で受け取りを希望される場合は、申し込みフォームのコメント欄にご住所をご記入下さい。
 ※資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちら からミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
  ついては こちら をご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。
講座の内容
受講対象・レベル
自動車の振動騒音対策にかかわっている方.OEM,部品製造,計測システム,CAEソフト企業など.実務経験1年以上.
必要な予備知識
大学2年程度の力学,数学の知識.
習得できる知識
自動車の振動騒音問題解決のための現象理解,予測シミュレーションモデリング,設計案創出の系統的な知識を習得できる.
趣旨
EV,HEVや自動運転技術を使った近未来の自動車では,乗員は乗り心地,ロードノイズなどに注意が向いています.そこで,これらの性能向上を軽量化と両立技術の開発を系統的に行う能力向上が本セミナーの焦点です.
講師は日産自動車での画期的な新技術開発を通じて得た知識に基づいて説明します.その新技術とは,例えば「軽量・高速回転・快適音質のエンジン」,「世界初のアクティブこもり音制御システム」,「流体運動を利用したアクティブエンジンマウント」などです.さらに,防衛,家電・計測器・自動車部品など多くの研究開発に対する指導を通じて集積したノウハウも加えて講義します.
講演項目は,モデルベースV字型開発プロセスの流れを想定し,それを具現化する手法の「性能計画図」の各項目で構成します.すなわち,対称現象と目標設定・現象モデル作成・解析基礎理論の理解・解決案の創出です.解決案を系統的に編み出す方法として,①振動騒音現象をフィードバック制御システムと考える方法および②創造的問題解決法TRIZの応用,を説明します.
プログラム

第1部:自動車の振動騒音設計の基本
1.振動騒音設計の展望が開ける自動車開発プロセスの理解法

1.1    今日の 機械製品と振動騒音技術
1.2    非常に複雑な機械システムとしての把握方法
1.3    QFD(品質機能展開)による他性能との関係整理法
1.4    感性評価に立脚した設計目標設定と設計への折込み法
1.5    OEM、サプライヤーというネットワークでの開発
1.6    国際商品という性格の折込み
1.7    性能計画図による目標設定から設計・試作・実験までの業務推進

2.主な自動車振動騒音現象のモデル
2.1 アイドル振動
2.2 シェイク
2.3シミー
2.4 再加速時振動・運転性
2.5 こもり音: 低速,中速,高速
2.6 ロードノイズ: ドラミング,低速,中・高速
2.7 ギアノイズ
2.8 風音

3.自動車開発に使う振動騒音理論の基本
3.1 振動騒音対策理論
3.1.1防振と制振
3.1.2モード解析
3.1.3インパルス応答とコンボリューション
3.1.4 アクティブ振動制御理論
3.2 現象理解理論
3.2.1音源位置の探索法
3.2.2信号波形の特徴からの理解
3.3 騒音対策原理
3.3.1遮音
3.3.2吸音
3.3.3放射効率
3.3.4回折
3.3.5 マスキング
3.3.6 アクティブ制御理論

第2部:対策方法事例集
4. 設計時点で思い出すべき自動車振動騒音技術の定石        

4.1振動騒音問題の12分類法
4.2 伝達関数を中心に据えて対策を考える
4.3 発明支援手法TRIZによる解決案創出の例
4.4 振動をフィードバック制御システムと考えた解決案創出

キーワード
振動,騒音,ノイズ対策,自動車,遮音,講演,セミナー,研修
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