実験データや観察例を用いてわかりやすく解説!

燃料電池・水電解の電極触媒およびセルの構造観察・分析法【アーカイブ配信】
~固体高分子形、固体酸化物形を中心に~

こちらは11/28実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。期間中何度でも視聴できます

セミナー概要
略称
電極触媒セル分析法【アーカイブ配信】
セミナーNo.
251125A
配信開始日
2025年12月01日(月)
配信終了日
2025年12月15日(月)
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
(株)産学連携機構九州・熊本大学客員教授
客員教授 博士(工学) 松田 潤子 氏
【専門】
材料科学/エネルギー関連材料/電子顕微鏡による構造解析
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
 ・3名以上同時申込は1名につき24,750円(税込)です。
会員登録とは? ⇒ よくある質問
備考
こちらは11/28実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。

・配信開始日以降に、セミナー資料(PDF)と動画のURLをメールでお送りします。セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
・燃料電池・水電解材料の評価・分析、特に構造解析に携わっている方
・電池など複合材料の構造解析にお悩みの方、ご興味のある方
習得できる知識
・燃料電池・水電解材料の観察用試料調製方法と構造解析の進め方
・燃料電池・水電解材料の性能と構造の関係
趣旨
 近年、脱炭素化社会の実現に向けた様々な取り組みが行われている中、クリーンなエネルギー媒体として水素が注目されている。本セミナーでは、水素の製造・循環に関わる水電解・燃料電池材料の開発に必要な構造解析手法および方法について解説する。
 燃料電池や水電解セルは、長時間試験後の構造を観察すると様々な変化が見られ、それがセル性能低下と関係する。その劣化メカニズムを解明するには、試験前後のセルの構造を観察して比較するのが一般的である。また、セルの作動環境を模擬した条件で電極触媒の構造・組成変化をその場観察する方法もある。
 一方、セルの構造と性能の関係がわかると、高性能セルの構造設計に関する知見が得られる。本セミナーでは、セル各部位の構造と特性の関係や、電気化学反応に伴う構造変化について言及した後、様々な状況や目的に応じた構造解析・観察用試料調製方法について述べる。
プログラム

1.燃料電池・水電解とエネルギーシステム
  1-1 世界と日本の水素政策
  1-2 燃料電池・水電解の種類と特徴
2.燃料電池・水電解セルの構造と特性
  2-1 固体高分子形燃料電池・水電解セルの構造と特性
   a.セル各部位の構造と特性の関係
   b.電気化学反応に伴う構造変化
  2-2 固体酸化物形燃料電池・水蒸気電解セルの構造と特性
   a.セル各部位の構造と特性の関係
   b.電気化学反応に伴う構造変化
3.燃料電池・水電解の電極触媒およびセルの構造観察・分析法
~測定原理・方法、測定例~

  3-1 X線回折(XRD)
  3-2 走査型電子顕微鏡(SEM)
  3-3 集束イオンビーム加工観察(FIB-SEM)
  3-4 透過電子顕微鏡/走査透過電子顕微鏡(TEM/STEM)
  3-5 高エネルギー放射光X線を用いた分析(X線吸収分光(XAFS))
  3-6 その他:X線光電子分光法(XPS)など
4.燃料電池・水電解の電極触媒およびセルの観察用試料調製法
  4-1 粉砕法
  4-2 機械研磨
  4-3 ミクロトーム
  4-4 イオンミリング
  4-5 集束イオンビーム加工法(FIB)
5.燃料電池・水電解材料のオペランド観察・測定
  5-1 固体高分子形燃料電池材料のその場観察・オペランド測定
  5-2 固体酸化物形燃料電池・水蒸気電解材料のその場観察・オペランド測定

キーワード
燃料電池,セル構造,電池材料,分析,PEFC,SOFC,WEBセミナー,オンライン
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