自動車工学と走行力学の基礎および自動運転など最新自動車技術【アーカイブ配信】
― 操縦性・安定性・乗り心地・制動性能に関する技術から、ドライビングシミュレーターとEV開発への応用まで ―

こちらは1/30実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。期間中何度でも視聴できます
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セミナー概要
略称
自動車工学【アーカイブ配信】
セミナーNo.
2601101A
配信開始日
2026年02月02日(月)
配信終了日
2026年02月13日(金)
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
工学院大学 名誉教授 博士(工学) 野崎 博路 氏

【専門】
自動車の運動と制御、人間・自動車系

【略歴】
1978 ~ 1980 芝浦工業大学大学院工学研究科機械工学専攻(修士)
2001       博士(工学) 芝浦工業大学 (2001.3)
1980 ~ 1995 日産自動車株式会社 車両研究所等
1995 ~ 2001 日産アルティア㈱開発部(出向)~日産自動車㈱ 退職
2001 ~ 2008 近畿大学(理工学部) 機械工学科准教授
2008 ~ 2010 工学院大学(工学部) 機械システム工学科准教授
2010 ~ 2022 工学院大学(工学部) 機械システム工学科教授
2022 ~     工学院大学 名誉教授

1980年芝浦工業大学工学研究科機械工学専攻修士修了。同年、日産自動車(株)入社。車両研究所等にて操縦安定性の研究開発に従事。2001年に大学教員となり、自動車の運動と制御の研究、特に、自動車の限界コーナリングと制御の研究および開発を行い、自動車運動制御技術において、外界情報フィードバックとシャシー制御の連動等について研究をしている。
現在、工学院大学名誉教授。自動車技術会フェロー。日本自動車殿堂副会長(2016~)。

【主な著書】
・徹底カラー図解 新世代の自動車のしくみ(監修)、 マイナビ出版、野崎博路、2022
・徹底カラー図解 新版 自動車のしくみ(監修)、マイナビ出版、野崎博路、2020
・自動車の限界コーナリングと制御(Automotive Vehicle Critical Cornering Control) 、東京電機大学出版局、野崎博路、2015
・サスチュ-ニングの理論と実際(Suspension Tuning)、東京電機大学出版局、野崎博路、2008
・基礎自動車工学(Basic Automobile Engineering)、東京電機大学出版局、野崎博路、2008
価格
非会員:  57,970円 (本体価格:52,700円)
会員:  52,470円 (本体価格:47,700円)
学生:  57,970円 (本体価格:52,700円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で57,970円(税込)から
 ★1名で申込の場合、52,470円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計57,970円(2人目無料)です。

※LIVE配信とアーカイブ配信(見逃し配信)両方の視聴を希望される場合
 お一人様につき、追加料金11,000円(税込)にてお申込みいただけます。
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特典
※本セミナーをお申込みの方には、野崎先生の著書「基礎自動車工学」 (東京電機大学出版局)を1冊配布いたします。
備考
・こちらは1/30(金)実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。
・配信開始日までにテキスト、閲覧用URLをお送りします。
・テキスト(書籍)は事前に郵送いたします。会社以外の場所で受け取りを希望される場合は、申し込みフォームのコメント欄にご住所をご記入下さい。
・開催直前にお申込みいただいた場合は、書籍のお届けが開催終了後になることがございます(お申込みからお届けまで1週間前後かかります)。
・セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
・普通自動車、⼤型自動車、特殊⾞両などの輸送機器などにおける 自動車の研究開発に携わる⽅のうち、新⼈・若⼿・中堅の⽅                                                           
・自動車の設計など自動車の機械設計開発に携わる⽅のうち、新⼈・若⼿・中堅の⽅                  
・自動車部品や自動車試験機の開発、設計に携わる⽅で、自動車の運動と制御にご興味がある⽅         
・自動車の自動運転制御に新規参⼊される企業の技術者の⽅、自動車開発等を⾏っている技術者の⽅、または自動車⼯学の履修経験がなく、就職してから本分野を学ぶ必要があると考える学生・社会人の⽅              
・⼯業⾼校、⾼専、⼤学の⼯業系専攻にて機械⼯学を履修済み程度の知識がある⽅で、自動車⼯学にご興味がある⽅                                                                    
・自動車⼯学を履修済み程度の知識をお持ちで、自動車⼯学について復習したい⽅                      
・自動車⼯学に関する研究開発動向を俯瞰したい⽅
必要な予備知識
・特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
習得できる知識
・「⾛る、曲がる、⽌まる」という、自動車の基本となる機能と技術を中⼼に、自動車⼯学の幅広い知識が修得できる                                                                        
・進化する自動車のメカニズムや自動車の運動をコントロールする最先端技術についても把握できる      
・自動車に関する機械設計(開発)の実践的応⽤について、最新の事例を通じていくつかヒントが得られる    
・自動車の運動と制御についても、⾃⾝が開発した技術動向等を把握できる                     
・自動運転についても把握できる
趣旨
本講座では、自動車の走行力学と性能に関する基本的な原理・理論の理解を⽬的としています。また、「⾛る、曲がる、⽌まる」という、自動車の基本となる機能と技術を中心に紹介します。自動車の技術の発展は⽇進⽉歩でめざましいものがあります。                                                
そこで、本講座では、自動車に対する基礎理論を広く確認することはもちろん、それぞれについての新しい技術についても紹介します。例えば今⽇は、ドライビングシミュレーターを⽤いた研究開発が盛んになってきており、その内容についても紹介しています。具体的には、操縦性・安定性、乗り⼼地・振動、制動性能のほか、走行抵抗と動⼒性能、新しい技術など、「走り」を中⼼に解説します。                                   
すなわち、本講座は、自動車⼯学の基礎、そして、走行⼒学の全体像がつかめる内容です。 さらに、近年、自動車業界で非常に力を入れている、電気自動車(BEV、FCEV、ハイブリット車等)、及び、自動車運動制御と自動運転の連動、そして、自動運転技術(自動運転の概要、自動運転の認知・判断・制御のアルゴリズム、自動運転の今後の課題と展望)についてもご紹介します。                            
(受講に当たっては、自動車の運動と制御に関心があると理解が深まります。)
プログラム

1. タイヤの⼒学                                                              
 1-1. コーナリングフォース特性、セルフアライニングトルク特性                                 
 1-2. 制・駆動時のコーナリングフォース特性、スリップ率〜コーナリングフォース特性                   

2. 操縦性・安定性                                                            
 2-1. ステアリング、サスペンション                                                   
 2-2. 操縦性・安定性の⼒学、及び、評価                                             

3. 乗り心地・振動                                                            
 3-1. 乗り心地、振動、騒⾳                                     
 3-2. バウンス系(上下動系)のチューニングについて                                       

4. 制動性能                                                                    
 4-1. ブレーキ装置                                                                
 4-2. 制動⼒学、制御装置、ブレーキの効き                                              

5. 走行抵抗と動⼒性能                                                          
 5-1. 走行抵抗                                                                  
 5-2. 動力性能                                                                

6. 新しい自動車技術                                                            
 6-1. 新エネルギー自動車                                    
 6-2. 自動車の安全性、これからの自動車技術                                           

7. 人- 自動車系の運動                                                       
 7-1. ドライビングシミュレーター                                                    
 7-2. ドライバーモデル、ドライバー特性                                                

8. ドライビングシミュレーターの更なる研究と応⽤                             
 8-1. トヨタのドライビングシミュレーター他                                               
 8-2. ドリフトコーナリング対応ドライビングシミュレーター                                      

9. 新世代の自動車技術について                                                     
 9-1. 電気自動車について(BEV、FCEV、ハイブリット⾞等)                                      
 9-2. 自動車運動制御と自動運転の連動                                                
 9-3. 自動運転技術について(自動運転の概要、自動運転の認知・判断・制御のアルゴリズム)              
 9-4. 自動運転の今後の課題と展望   

 

【キーワード】
自動車工学、自動車運動制御、自動運転システム、タイヤの力学、操縦性・安定性、乗り心地、制動性能、動力性能、人―自動車系、ドライビングシミュレーター
 

キーワード
自動車工学,自動運転,乗り心地,制動性能,電気自動車,EV,講演,セミナー,研修
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