★ 次世代自動車用ヘッドアップディスプレイとコックピット関連のヒューマンインターフェース技術!
★ 車載ディスプレイ・HMI関連の市場動向、開発動向、今後のカーメーカーの展望とは!?

車載ディスプレイ・自動車コックピットの現状、HMI評価と視認性向上および開発動向

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セミナー概要
略称
車載ディスプレイ・HMI
セミナーNo.
st160114
開催日時
2016年01月29日(金) 10:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  52,250円 (本体価格:47,500円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
54,000円 (会員受講料 51,300円)
定価:本体50,000円+税4,000円
会員:本体47,500円+税3,800円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の27,000円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
※資料・昼食付
講座の内容
プログラム

第1部:自動車における統合コックピットシステム関連HMI製品市場の現状と今後の展開

<得られる知識・技術>
コックピットシステムを構成する各製品(メータークラスター、カーナビゲーション/ディスプレイオーディオ、ヘッドアップディスプレイ)市場の現在の状況と今後の方向を確認する事が出来る。また、各製品とユーザーインターフェイスの関連性により、将来の最適なコックピット像の把握が可能となる。

 <趣旨>
  現在の自動車には、安全運転支援を目的とした様々な技術や製品が取り込まれている。これにより、自動車へ流入する情報量は年々増大している。そこで、情報伝達量が最も多い視覚情報を用いる為、ディスプレイの搭載が以前にも増して前進している。その結果、車室内の様々な場所に情報伝達目的が異なるディスプレイが次々と配置され、これがドライバーの注意散漫状態(ドライバーディストラクション)を誘発してしまう恐れが生じている。そのため、次の検討テーマとして、情報伝達デバイスの集約・統合化を行う事によって、課題の克服を行おうと考えている。

 <プログラム>
1.はじめに
 1.1 統合コックピットシステムとは?
 1.2 統合コックピットシステムの構成製品とその役割
 1.3 コックピットシステム構成製品市場別の参入メーカー

2.統合コックピットシステムを構成する各製品市場トレンド
 2.1 各構成システムの製品定義
 2.2 Meter Cluster市場 (製品タイプ別、セグメント別、その他)
 2.3 CID(Navigation/Display Audio)市場 (製品タイプ別、地域別、その他)
 2.4 Head-Up Display市場 (製品タイプ別、地域別、セグメント別、その他)
 2.5 User Interface市場 (製品タイプ別、その他)

3.統合コックピットシステムの市場概要
 3.1 統合コックピットシステムの普及シナリオ
 3.2 コックピットシステムの統合化の現状
 3.3 役割から見た各ディスプレイの表示コンテンツ遷移
 3.4 利用シーンに応じたコックピットデザインの最適化
 3.5 車載HMIの関連外部要因 (ドライバーディストラクション、法規制等)

4.おわりに
 4.1 まとめ
  □質疑応答・名刺交換□
 

第2部:車載機器・ディスプレイにおけるヒューマンインターフェースの分析・評価

<得られる知識・技術>
ヒューマンインターフェースの考え方、高齢ドライバーの心身機能、加齢による心身機能低下を考慮したヒューマンインターフェースの設計、ドライバー受容性の評価方法
 <趣旨>
  車載システムの実用化が進み、ドライバーはこれまでにはない多様な情報を運転中に利用することが可能となってきました。一方、高齢社会の進展から、このような新しい車載装置を高齢ドライバーが使うことも想定しなければなりません。
  本セミナーでは、加齢による心身機能低下を考慮したヒューマンインターフェースの設計方法について、また、ドライバーに対するヒューマンインターフェースの効果の評価方法について紹介します。
 <プログラム>
1.ヒューマンインターフェースの考え方
 1.1 ヒューマンインターフェースとは?
 1.2 認知行動プロセスと求められるデザイン要素

2.自動車運転中の認知行動プロセス
 2.1 情報処理過程
 2.2 認知情報処理の3階層モデル
 2.3 運転行動の3階層構造
 2.4 認知行動プロセスと運転支援システム

3.高齢ドライバーの心身機能
 3.1 加齢による感覚機能の低下
 3.2 加齢による認知機能の低下とその検査方法
 3.3 高齢ドライバーの心身機能と運転行動との関連性

4.ヒューマンインターフェースの設計
 4.1 車載ディスプレイのガイドライン
 4.2 運転中にディスプレイを視認可能な許容回数とその考え方

5.ヒューマンインターフェースの評価方法
 5.1 ドライバー受容性の評価の視点
 5.2 運転行動の評価指標
 5.3 事例紹介1:複数警報に対するドライバー受容性の評価
 5.4 事例紹介2:ヘッドアップディスプレイに対するドライバー受容性の評価

6.まとめ
 □質疑応答・名刺交換□
  

第3部:自動車窓ガラスを利用したヘッドアップディスプレイ

<得られる知識・技術>
自動車用窓ガラスの基礎、ダイレクトタイプHUDの歴史、HUDとしての必要要件、今後の期待、自動車用WSの高機能化。
<趣旨>
 ヘッドアップディスプレイ(HUD)技術は、速度などの運転に必要な情報をウィンドシールド(WS)等に映し出し、ドライバーに各種情報を認識させやすくすることで、運転の安全性を高める技術である。自動車の自動運転技術はめまぐるしいスピードで進歩しているが、それを補完する技術として、今後も伸びが期待できる技術である。
 講演では自動車の窓ガラスの基礎(求められる光学性能、耐久性能など)について、まず解説する。その後、WSを加工することによる(WSに諸情報を映し出す)HUD技術として、歴史とその種類を交えて解説する。また、近年、WSは種々の高機能性を有しており、HUDについても、それらと共存させる必要がある。このための理解として、自動車用窓ガラスの高機能化についても概説する。

<プログラム>
1.自動車用窓ガラスの基礎
 1.1 ソーダライムガラスとその製造方法
 1.2 自動車用窓ガラスの種類(合わせガラス)
 1.3 自動車用窓ガラスの種類(強化ガラス)
 1.4 自動車用窓ガラスの製造方法

2.自動車用窓ガラスに求められる基本的特性
 2.1 合わせガラスに求められる特性(耐衝撃性、二重像など)
 2.2 強化ガラスに求められる特性
 2.3 実用上のハードル

3.自動車窓ガラス(WS)を利用したヘッドアップディスプレイ
 3.1 ヘッドアップディスプレイの基礎
 3.2 ヘッドアップディスプレイの歴史
 3.3 ヘッドアップディスプレイに係わる昨今の話題
 3.4 光学薄膜によるHUD(光学設計、成膜工程)
 3.5 くさび状中間膜を利用したHUD
 3.6 その他の技術
 3.7 今後の期待

4.自動車用窓ガラスの高機能化
 4.1 遮熱ガラス(合わせガラス)
 4.2 遮音ガラス
 4.3 撥水ガラス
 4.4 その他の機能とセンサ
 □質疑応答・名刺交換□

  

第4部:自動車コクピットにおけるHMI機能とHUDの応用展開(仮)

<プログラム作成中。近日UPいたします。>
 
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