★ 次世代自動車用ヘッドアップディスプレイとコックピット関連のヒューマンインターフェース技術!
★ 車載ディスプレイ・HMI関連の市場動向、開発動向、今後のカーメーカーの展望とは!?
<得られる知識・技術> コックピットシステムを構成する各製品(メータークラスター、カーナビゲーション/ディスプレイオーディオ、ヘッドアップディスプレイ)市場の現在の状況と今後の方向を確認する事が出来る。また、各製品とユーザーインターフェイスの関連性により、将来の最適なコックピット像の把握が可能となる。 <趣旨> 現在の自動車には、安全運転支援を目的とした様々な技術や製品が取り込まれている。これにより、自動車へ流入する情報量は年々増大している。そこで、情報伝達量が最も多い視覚情報を用いる為、ディスプレイの搭載が以前にも増して前進している。その結果、車室内の様々な場所に情報伝達目的が異なるディスプレイが次々と配置され、これがドライバーの注意散漫状態(ドライバーディストラクション)を誘発してしまう恐れが生じている。そのため、次の検討テーマとして、情報伝達デバイスの集約・統合化を行う事によって、課題の克服を行おうと考えている。
<得られる知識・技術> ヒューマンインターフェースの考え方、高齢ドライバーの心身機能、加齢による心身機能低下を考慮したヒューマンインターフェースの設計、ドライバー受容性の評価方法 <趣旨> 車載システムの実用化が進み、ドライバーはこれまでにはない多様な情報を運転中に利用することが可能となってきました。一方、高齢社会の進展から、このような新しい車載装置を高齢ドライバーが使うことも想定しなければなりません。 本セミナーでは、加齢による心身機能低下を考慮したヒューマンインターフェースの設計方法について、また、ドライバーに対するヒューマンインターフェースの効果の評価方法について紹介します。<プログラム>
<得られる知識・技術> 自動車用窓ガラスの基礎、ダイレクトタイプHUDの歴史、HUDとしての必要要件、今後の期待、自動車用WSの高機能化。 <趣旨> ヘッドアップディスプレイ(HUD)技術は、速度などの運転に必要な情報をウィンドシールド(WS)等に映し出し、ドライバーに各種情報を認識させやすくすることで、運転の安全性を高める技術である。自動車の自動運転技術はめまぐるしいスピードで進歩しているが、それを補完する技術として、今後も伸びが期待できる技術である。 講演では自動車の窓ガラスの基礎(求められる光学性能、耐久性能など)について、まず解説する。その後、WSを加工することによる(WSに諸情報を映し出す)HUD技術として、歴史とその種類を交えて解説する。また、近年、WSは種々の高機能性を有しており、HUDについても、それらと共存させる必要がある。このための理解として、自動車用窓ガラスの高機能化についても概説する。
<プログラム>
1.自動車用窓ガラスの基礎
1.1 ソーダライムガラスとその製造方法
1.2 自動車用窓ガラスの種類(合わせガラス)
1.3 自動車用窓ガラスの種類(強化ガラス)
1.4 自動車用窓ガラスの製造方法
2.自動車用窓ガラスに求められる基本的特性
2.1 合わせガラスに求められる特性(耐衝撃性、二重像など)
2.2 強化ガラスに求められる特性
2.3 実用上のハードル
3.自動車窓ガラス(WS)を利用したヘッドアップディスプレイ
3.1 ヘッドアップディスプレイの基礎
3.2 ヘッドアップディスプレイの歴史
3.3 ヘッドアップディスプレイに係わる昨今の話題
3.4 光学薄膜によるHUD(光学設計、成膜工程)
3.5 くさび状中間膜を利用したHUD
3.6 その他の技術
3.7 今後の期待
4.自動車用窓ガラスの高機能化
4.1 遮熱ガラス(合わせガラス)
4.2 遮音ガラス
4.3 撥水ガラス
4.4 その他の機能とセンサ
□質疑応答・名刺交換□