2018年02月15日(木)
10:30~16:30
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非会員:
49,500円
(本体価格:45,000円)
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(本体価格:42,750円)
学生:
49,500円
(本体価格:45,000円)
48,600円 (会員受講料 46,170円 )
定価:本体45,000円+税3,600円
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※資料・昼食付
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磁性に関してまったく知識はないが、これから磁性に関する勉強をする人、及び磁性の仕事に関わる人に役立つ。 特に、強磁性を分類した硬磁性と軟磁性の基本的な特徴を理解したい人に役立つ。
磁性の基本的な述語及びその意味、強磁性の特徴、
硬磁性と軟磁性の基本的な特徴の3点を知ることができる。
マグネット、磁気ディスク装置、モーター、センサーなどには、鉄に代表されるような磁性材料が用いられています。本講義では、磁性材料の基本的な性質(磁性)について説明します。初めに、磁性の用途、歴史、述語について、次に磁性の種類とその特徴について、次に磁性の種類の1つである強磁性について、次に、強磁性を更に分類した硬磁性と軟磁性の材料と特徴について、最後に磁気ディスク装置のしくみについて説明します。
1.磁性(磁気)とは何か
1.1 磁石の用途
1.2 磁石の歴史
1.3 磁石の性質(磁性)に関する述語
1) 磁極
2) 磁荷
3) 磁場と磁界
4) 磁気モーメント
5) 磁化
6) 磁束密度
7) 磁化率、比磁化率
8) 透磁率、比透磁率
1.4 単位系
2.磁性の種類
2.1 強磁性(フェロ磁性)
2.2 反磁性
2.3 常磁性
2.4 反強磁性
2.5 フェリ磁性
3.強磁性
3.1 磁化曲線
1) 初磁化曲線
2) 磁化率
3) B-H曲線
4) 透磁率
5) メジャーループとマイナーループ
3.2 熱磁気曲線
1) Tcを実験から求める方法の例
2) 飽和磁化とキュリー温度の例
3.3 反磁界
1) 反磁界とは
2) 磁性体の形状の違いによる反磁界の違い
(球、無限に長い長さをもつ円柱、無限に広い面をもつ薄膜)
3) 磁化曲線と反磁界の関係
3.4 磁気異方性
1) 磁気異方性とは(磁気異方性の種類)
2) 結晶磁気異方性
3) Fe、Ni、Coの磁気異方性
4) 磁気異方性エネルギー
5) 立方晶と六方晶の磁気異方性エネルギー
6) 異方性磁界
7) 形状磁気異方性
3.5 磁区構造
1) 磁区とは
2) 還流磁区
3) 磁壁(ブロッホ磁壁, ネール磁壁)
4) 磁界を印加した場合の磁区構造
3.6 交換相互作用
1) 現象論的考え方
2) 量子力学的考え方
4.硬磁性材料
4.1 硬磁性材料とは
4.2 永久磁石
4.3 減磁曲線
4.4 最大エネルギー積
4.5 アルニコ磁石
4.6 フェライト磁石
4.7 希土類磁石(サマリウムコバルト磁石、ネオジム磁石)
4.8 磁気ディスク、磁気テープに使われる材料
5.軟磁性材料
5.1 軟磁性材料とは
5.2 鉄
5.3 電磁鋼板
1) 無方向性電磁鋼板と方向性電磁鋼板
2) 電磁鋼板に求められる課題
3) ヒステリシス損
4) 渦電流損
5.4 パーマロイ(鉄-ニッケル合金)
5.5 センダスト(Fe-Si-Al合金)
5.6 ソフトフェライト
5.7 アモルファス磁性合金
5.8 磁気ディスク装置の磁気ヘッドに使われる材料
6.磁気ディスク装置の記録のしくみ
6.1 磁気ディスク, 磁気ヘッドに使われる材料
6.2 磁気ディスクと磁気ヘッドの動き
6.3 記録のしくみ
□質疑応答・名刺交換□