電磁波伝搬や吸収・遮へいなどの電波工学を専門としない方々を対象にし、
設計に必要な電波伝搬、関連する電気回路、設計法などの基礎的な事項を重点的に解説

車載ミリ波レーダ用
透過材(レドーム材)、電磁遮へい材の考え方と設計法
~材料構成と透過特性、全透過条件~
~斜め入射の考え方、取り扱い方、斜め入射における全透過構造の例~

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セミナー概要
略称
透過材・レドーム材
セミナーNo.
st190812
開催日時
2019年08月27日(火) 13:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 4F 第2特別講習室
価格
非会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
会員:  41,800円 (本体価格:38,000円)
学生:  44,000円 (本体価格:40,000円)
価格関連備考
43,200円 ( 会員受講料 41,040円 )
定価:本体40,000円+税3,200円
会員:本体38,000円+税3,040円
【2名同時申込みで1名分無料!(1名あたり定価半額の21,600円)】
※2名様とも会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価の半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
備考
※資料付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
講座の内容
習得できる知識
・損失媒質に入射する電磁波の反射、透過、吸収現象の考え方、およびその電気回路的取り扱い
・材料構成と透過特性、全透過条件
・斜め入射の考え方、取り扱い方、斜め入射における全透過構造の例
・導電性と遮へい特性
・電磁波透過、遮へい特性のシミュレーション
趣旨
 車載用ミリ波レーダ(76GHz、77GHz~81GHz)を対象とする透過材(レドーム材)、電磁遮へい材について、考え方、設計法を解説します。電磁波伝搬や吸収・遮へいなどの電波工学を専門としない方々を対象にし、設計に必要な電波伝搬、関連する電気回路、設計法などの基礎的な事項に重点を置いて解説します。
 透過材、電磁遮へい材は電波伝搬の性質を利用するデバイスですが、これらを直接、波動現象から扱うよりも、等価回路を利用して電気回路として扱う手法が便利です。透過材は入射波を100%透過し、一方遮へい材は入射波を100%カットすることを目指すという逆の性質を有しますが、電気回路的扱い方は、基本的に同じです。また、斜め入射における透過特性、遮へい特性も、同じ取扱法により求められます。
 本セミナーでは、この手法の説明を行い、透過材、遮へい材の設計法や特性を解説します。透過材、遮へい材などの企画、開発、設計をする際には、これらの定性的な理解とともに、厚みや材料定数(導電率、誘電率、透磁率)と透過/遮へいの周波数特性や斜め入射特性などの関係を求めるツールがあると有用です。本セミナーでは、基本的な構造である単層構造について、その透過/遮へい特性、および斜め入射特性のシミュレーション例を紹介します(エクセル、シミュレーションプログラムはセミナー後配布)。
プログラム
1.ミリ波レーダ、透過材(レドーム材)、電磁遮へい材の概略

2.透過材、電磁遮へい材設計に必要な電波伝搬基礎
 2.1 平面波の伝搬
 2.2 板状媒質の等価回路、伝送線路と電気回路の基礎行列
 2.3 反射係数、透過係数、入力インピーダンス、遮へい量
 2.4 透過材、電磁遮へい材構成材料

3.透過材の設計
 3.1 単層構造の透過特性、全透過条件
 3.2 人工誘電体を組み合わせる全透過構造の例
 3.3 透過特性シミュレーション(誘電体の単層構造)
 3.4 斜め入射と偏波
 3.5 斜め入射を含む全透過材
 3.6 斜め入射特性シミュレーション(誘電体の単層構造)

4.電磁遮へい材
 4.1 電子機器筐体と電磁遮へい、電磁遮へい材のモデル
 4.2 導電性媒質中の電波伝搬、表皮効果と遮へい特性
 4.3 低周波から高周波の遮へい、遠方界と近傍界
 4.4 導電材の遮へい特性
 4.5 金属筐体の電磁遮へい
 4.6 遮へい特性シミュレーション(単層構造の遮へい材)

  □質疑応答□
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