様々な用途で使われる磁性材料を適切に選定し、扱うために

磁性材料を扱うための総合知識【WEBセミナー】
~用途・目的に応じた選定と使いこなすための基礎~

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セミナー概要
略称
磁性材料【WEBセミナー】
セミナーNo.
st210923
開催日時
2021年09月30日(木) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  35,200円 (本体価格:32,000円)
会員:  33,440円 (本体価格:30,400円)
学生:  35,200円 (本体価格:32,000円)
価格関連備考
定 価 :1名につき 35,200円(税込)
会員価格:1名につき 33,440円 2名の場合 49,500円、3名の場合 74,250円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※セミナー請求書は代表者のメールアドレスにPDFデータを添付しお送りいたします。
備考
資料付き
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・セミナー中、講師へのご質問が可能です。
講座の内容
受講対象・レベル
・磁性材料を用いた製品、または磁性材料の研究開発に従事する予定の方
・磁性材料全般についての基礎知識を取得したい方
習得できる知識
・磁性と磁性材料の基礎知識
・種々の軟磁性材料と硬磁性材料の特徴
これらにより、用途に合わせた磁性材料選定に必要な基礎知識が得られます。
趣旨
 磁性材料は、モーターや変圧器、電源などに用いられる各種インダクタ、センサー、磁気記録装置などの様々な用途で用いられています。磁性材料には軟磁性材料(磁心材料)と硬磁性材料(永久磁石)があり、その性質は全く異なります。また、軟磁性材料にも硬磁性材料にも特性が異なる材料が数多く市販されており、その中から用途に応じて最適な材料を選定する必要があります。
 本セミナーでは、最初に磁性と磁性材料の基礎について、特に磁性材料の性質を理解するうえで欠かせない磁区とヒステリシスの関係について説明いたします。次いで、各種の軟磁性材料と硬磁性材料の特徴とその応用について説明いたします。これらの知識は、磁性材料選定の手助けになります。
プログラム

1.磁性に関する物理量と単位

2.磁性の種類

 2.1 反磁性
 2.2 常磁性
 2.3 強磁性
 2.4 反強磁性
 2.5 フェリ磁性
 2.6 温度の影響

3.強磁性体の磁区構造
 3.1 反磁場と静磁エネルギー
 3.2 磁気異方性
 3.3 磁気ひずみ
 3.4 磁区の分割

4.静的磁化機構
 4.1 磁壁の移動とヒステリシス
 4.2 微粒子の磁区構造とヒステリシス

5.磁壁移動と損失発生機構
 5.1 渦電流と渦電流損
 5.2 鉄損
 5.3 複素透磁率

6.軟磁性材料とその応用
 6.1 軟磁性材料の特徴
 6.2 ケイ素鋼(Fe-Si) 
 6.3 パーマロイ(Ni-Fe)
 6.4 センダスト(Fe-Al-Si)
 6.5 ソフトフェライト
 6.6 アモルファス合金
 6.7 ナノ結晶合金

7.硬磁性材料とその応用
 7.1 硬磁性材料の特徴
 7.2 エネルギー積
 7.3 アルニコ(Fe-Al-Ni-Co)磁石, Fe-Cr-Co磁石
 7.4 ハードフェライト
 7.5 Sm-Co磁石
 7.6 ネオジム磁石

8.最近の磁性材料の開発動向
 8.1 軟磁性材料
  8.1.1 アモルファス合金のモーターへの応用:技術の進歩と発想の転換
  8.1.2 アモルファス合金粉末のインダクタへの応用:温故知新!?
 8.2 硬磁性材料
  8.2.1 モーター用ネオジム磁石:進化する王者vs新たな挑戦者

9.まとめ

  □質疑応答□

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