2023年02月17日(金)
10:00~16:30
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39,600円
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39,600円
(本体価格:36,000円)
定 価 :1名につき 39,600円(税込)
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有機色素の研究開発・応用等に係っている方。それぞれの応用分野に最適な機能性色素の分子設計指針と新規な色素母体骨格の開発およびオプトエレクトロニクス(発光素子、情報記録・情報表示、有機系太陽電池など)や医療分野(光線力学的療法)への応用展開、さらに最前線の機能性色素の研究開発(外部刺激応答性発光材料、蛍光センサー材料、一重項酸素発生光増感色素)を新規展開することを想定されている方。
それぞれの応用分野に最適な機能性色素の分子設計・合成、オプトエレクトロニクス(発光素子、情報記録・情報表示、有機系太陽電池など)や医療分野(光線力学的療法)用の発光性色素・光増感色素の構造と光電子特性の関係、分子認識と光物性の関係(蛍光センサー)、外部刺激応答特性固体発光性色素、一重項酸素発生光増感色素および蛍光性水センサーの研究開発動向
機能性色素(Functional Dye)は、1970年代後半に日本から発生した学術用語であり、光、熱・電場・磁場などの何らかの操作(外部刺激)によって、色や発光性が変化する・情報を記録する・エネルギー変換を引き起こすなどの新しい機能を発現する分子である。オプトエレクトロニクスデバイスや環境分野さらには医療分野に応用できるため、持続可能な開発目標(SDGs)に資する重要な材料群である。
本セミナーでは、各種応用分野に最適な機能性色素の分子設計指針と新規な色素母体骨格の開発およびオプトエレクトロニクス(発光素子、有機系太陽電池など)や医療分野(光線力学的療法)への応用展開、さらに機能性色素研究(外部刺激応答性発光材料、蛍光センサー、一重項酸素発生光増感色素)の最前線について解説する。
1.外部刺激応答性の機能性色素の分子設計と物性:メカノフルオロクロミック色素を例として
1.1 固体発光性
1.2 分子間相互作用の制御
1.3 メカノフルオロクロミズム
1.4 結晶とアモルファス
1.5 理論的考察
2.光電変換用の機能性色素の分子設計と物性:色素増感太陽電池を例として
2.1 光電流・光起電圧
2.2 電子移動の最適化
2.3 分子配列・配向性の制御
2.4 電極と色素間の相互作用
2.5 耐久性
3.分子認識能を有する機能性色素の分子設計と物性:蛍光性水センサーを例として
3.1 ホスト・ゲスト
3.2 分子間相互作用
3.3 分子認識と光吸収・蛍光特性
3.4 蛍光性水センサー
3.5 蛍光性クラスレート色素
4.一重項酸素を発生する機能性色素の分子設計と物性:光線力学的療法用光増感色素を例として
4.1 一重項酸素の発生機構
4.2 一重項酸素発生の評価法
4.3 色素骨格と一重項酸素発生
□ 質疑応答□