循環型材料として再注目されている「紙系材料」について専門家から学べるセミナーです
紙の応用・加工・リサイクルのためにはその基礎から学習しよう!

循環型材料としての『紙系材料』【WEBセミナー】
─ 紙の製造から構造、物性およびその複合加工 ─

アーカイブ配信付

セミナー概要
略称
紙系材料【WEBセミナー】
セミナーNo.
st251114
開催日時
2025年11月25日(火) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
(株)やまうち七兵衛商会 代表取締役 農学博士 山内 龍男 氏
【専門】紙パルプ、とくに物性を中心とする紙系材料科
価格
非会員: 44,000円(税込)
会員: 42,020円(税込)
学生: 44,000円(税込)
価格関連備考
定 価 :1名につき 44,000円(税込)
会員価格:1名につき 42,020円 2名の場合 55,000円、3名の場合 82,500円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※請求書は主催会社より代表者のメールアドレスにご連絡いたします。
特典
アーカイブ配信について
視聴期間:【11月26日(水)~12月2日(火)】を予定しております。
※アーカイブは原則として編集は行いません。
※視聴準備が整い次第、担当から視聴開始のメールご連絡をいたします。
備考
※資料付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
講座の内容
受講対象・レベル
・紙の製造に関わる方、生産・製造部門で紙を扱っている方、紙系材料に関わる研究・開発をしている方
・バイオマス材料の研究・開発に携わっている方、新たに紙を用いた新規事業を検討されている方
・紙系材料を使用されている方
習得できる知識
・紙系材料の構造と物性、基本的な製造法と試験法、加工・複合化技術
・紙のリサイクルの知識
趣旨
 近年、マイクロプラスチック問題ならびに地球温暖化対策として、循環型材料としての紙系材料の重要性が注目されている。紙は約2000年の歴史ある有機材料であるが、近代的な製紙産業に発展したのは約150年前と、つい最近のことである。製紙産業の近代化により、紙の原料は非木材の植物から木材となり、今日では日本における木材需要の約半分は紙の原料用途となっている。しかし一方で、紙材料の基礎知識については世間一般に知られていないし、加えて、その物性には未知の部分も多い。
 本セミナーでは紙の主原料であるパルプを含め、紙系材料の基礎ならびにその現状と、循環型材料としての展望を幅広く説明する。
プログラム

1.紙とは、循環型材料として、その歴史

2.木材からのパルプ製造

 2.1 木材の特徴
 2.2 非木材との比較
 2.3 機械パルプ、化学パルプ、古紙パルプの各製造法

3.パルプとその抄紙
 3.1 抄紙の基本
 3.2 叩解処理
 3.3 添加剤

4.紙構造、その不均一性
 4.1 地合い
 4.2 両面性
 4.3 厚さ

5.表面構造、空隙構造と測定法

6.多孔性

 6.1 通気性
 6.2 サイズ性

7.光学的性質
 7.1 不透明性
 7.2 光散乱係数

8.力学的・強度的性質、常用試験

9.水分の影響

10.紙加工

 10.1 塗工
 10.2 含浸
 10.3 貼り合わせ

11.3次元化する紙系材料
 11.1 段ボール
 11.2 紙袋
 11.3 紙管
 11.4 液体容器
 11.5 紙器

12.試験法、参考書

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