多様な行動情報から人間の性格・スキル・認知状態などの内面を推定する社会的信号処理技術【WEBセミナー】
~音声・言語・画像・生体データの融合と少量データからの機械学習・マルチモーダル機械学習技術~

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セミナー概要
略称
社会的信号処理【WEBセミナー】
セミナーNo.
tr221205
開催日時
2022年12月13日(火) 11:30~17:00
主催
(株)トリケップス
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員: 51,700円(税込)
会員: 51,700円(税込)
学生: 51,700円(税込)
価格関連備考
お1人様受講の場合 51,700円[税込]/1名
1口でお申込の場合 62,700円[税込]/1口(3名まで受講可能)

※4名以上お申し込みの場合は、ご連絡ください。
 
備考
★本セミナーの受講にあたっての推奨環境は「Zoom」に依存しますので、ご自分の環境が対応しているか、お申込み前にZoomのテストミーティング(http://zoom.us/test)にアクセスできることをご確認下さい。

★インターネット経由でのライブ中継のため、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。講義の中断、さらには、再接続後の再開もありますが、予めご了承ください。

★受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。
講座の内容
趣旨
 性格,感情,認知状態,社会的コミュニケーションスキルといった人間の内面は,行動・言語といったマルチモーダル情報として観測されることが社会学・心理学・認知科学等の知見として得られている. マルチモーダル情報より多様な内面状態を推定・生成する技術は「社会的信号処理(Social Signal Processing)」と呼ばれている.
 本講義では社会的信号処理の根幹となる,カメラ・マイク・生体センサといった複数のセンサから取得されるマルチモーダル時系列データより,多様な人間の内面状態を自動推定するためのマルチモーダル情報処理・機械学習技術を体系的に解説する.また社会的信号処理の応用として,「対話中の感情認識」,「プレゼンテーション・対人コミュニケーションスキルの推定」,「運転行動情報に基づく認知機能の推定」,「日常行動計測に基づく認知症傾向の推定」,「マルチモーダル対話ロボット」といった幅広い事例を紹介する.
プログラム

 1 マルチモーダル社会的信号処理の導入

 2 マルチモーダル社会的信号処理のための理論
  2.1 社会言語学の知見
  2.2 社会心理学の知見
  2.3 社会的信号処理に用いるマルチモーダル情報処理のための基礎
   2.3.1 音声情報処理
   2.3.2 画像情報処理
   2.3.3 言語情報処理
   2.3.4 生体情報,その他のセンサ情報処理
  2.4 社会的信号処理のためのAI技術
   2.4.1 機械学習
    ①分類・回帰学習
    ②転移学習、半教師付き学習、弱教師付き学習
   2.4.2 マルチモーダル機械学習
  2.5 社会的信号処理モデルの構築方法
   2.5.1 データコーパスの収集
   2.5.2 心理学の知見を利用した正解ラベルデータの作成方法
   2.5.3 入力モダリティの選定
   2.5.4 マルチモーダル特徴量の抽出
   2.5.5 マルチモーダル情報の機械学習・評価
  2.6 社会的信号処理の応用実例
   2.6.1 マルチメディアコンテンツ解析
   2.6.2 マルチモーダル感情認識
    ①生体信号処理に基づく認識
    ②対話ロボットとの対話満足度の認識
    ③外部言語知識を利用した感情に紐づく情報の拡張
    ④複数のコーパスを用いた感情認識習
   2.6.3 コミュニケーション・プレゼンテーション能力の推定
   2.6.4 運転行動データに基づく認知機能の推定
   2.6.5 行動情報に基づくストレス推定
   2.6.6 行動データに基づく認知症傾向の推定
   2.6.7 マルチモーダル会話ロボット
   2.6.8 ユーザの内的状態推定に基づくロボットの会話戦略
   2.6.9 ユーザの面接対話スキル判定機能を備えた就職面接訓練エージェントシステム

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