スラリーの取り扱いの基礎から、スラリー中の微粒子の分散制御、評価について実例を用いて解説し、応用例や最新動向についても紹介します!

スラリーの挙動と制御技術および評価方法【大阪開催】
~ 講師分担執筆著書「基礎スラリー工学」を配布します ~

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セミナー概要
略称
スラリー【大阪開催】
セミナーNo.
161102
開催日時
2016年11月07日(月) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
大阪産業創造館 5F 研修室D
価格
非会員:  60,500円 (本体価格:55,000円)
会員:  57,200円 (本体価格:52,000円)
学生:  16,500円 (本体価格:15,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で59,400円(税込)から
 ★1名で申込の場合、56,160円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計59,400円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食、資料付
※講師分担執筆著書「基礎スラリー工学(2016年発刊予定)」を配布します。すでに持ちの方は受講料を割引しますので、弊社までご連絡下さい。
講座の内容
習得できる知識
・スラリー調製に関する基礎知識
・スラリー評価法の理解とデータの解釈
・スラリー中の微粒子の挙動に関する基礎知識
・スラリーを取り扱うプロセスでのトラブル解決指針
 
趣旨
 固液分散系スラリーは非常に幅広い分野で使用されているにもかかわらず,その調製法や評価については,一般的にはあまり重要視されていないのが現状です.重要視されない原因の一つとして,スラリーの特性が最終製品の品質と密接な関係にあることは経験的に広く知られてはいるものの,特性評価の明確な基準が存在するわけではないため,結局はプロセスごとに試行錯誤を繰り返すことになることや,経験的に調製法を確立したはずなのに,日によって全く異なる特性を持つスラリーができ上がることも珍しくないという,ある種「生もの」のような取り扱いの難しさが挙げられます.
 本セミナーでは,スラリーの取り扱いの基礎から,スラリー中の微粒子の分散制御,そして分散状態の評価について,実例を用いて解説するとともに,応用例や最新動向についても紹介します.
 
プログラム
1.スラリーに関する基礎知識
  1-1.スラリーの定義
  1-2.微粒子をスラリーとして取り扱う理由とトラブル発生要因

2.液中微粒子の分散・凝集の原理
  2-1.種々のスラリー調製技術
  2-2.粒子表面と媒液の親和性
  2-3.粒子間相互作用(DLVO理論)
  2-4.高分子分散剤の添加

3.スラリー評価の重要性
  3-1.スラリー評価の現状
  3-2.スラリー特性に影響を及ぼす因子

4.スラリーの流動特性評価
  4-1.様々な流動曲線
  4-2.流動特性の評価方法
  4-3.流動特性評価の実例
  4-4.見かけ粘度と最終充填率の関係

5.様々な分散状態評価方法
  5-1.重力,遠心沈降法(回文沈降試験)
  5-2.沈降静水圧法
  5-3.粒子径分布測定
  5-4.堆積層の固化と流動性評価

6.実例を用いたスラリー評価結果の解釈
  6-1.分散剤添加スラリー中の溶存イオンの影響
  6-2.スラリー特性の経時変化
  6-3.分散剤の吸着形態とスラリーの分散状態
  6-4.非水系スラリーの評価(リチウムイオン二次電池電極材料の評価例)
  6-5.多成分系スラリー評価の一例(リチウムイオン二次電池電極材料の評価例)

7.今後の展望とまとめ
 
キーワード
スラリー、粒子、粉体、分散、研修、講座、講義、情報、研究、開発、セミナー
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