機能発現の根拠、合成の注意点、様々な視点の評価手法、精密有機修飾法、修飾物精密評価、、、、
ナノ粒子を基材とした次世代機能材料開発のためにベーシックかつ重要な内容を網羅

無機ナノ粒子の合成方法、表面修飾および分散制御技術
~サイズ・形態制御しながらの合成のコツ~
~精密有機修飾法、定量評価・特性評価方法の習得~
~安定分散させるテクニック~

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セミナー概要
略称
無機ナノ粒子
セミナーNo.
st151203
開催日時
2015年12月03日(木) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 5F 第1講習室
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  47,025円 (本体価格:42,750円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
48,600円 (会員受講料 46,170円 )
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の24,300円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
※資料・昼食付
講座の内容
習得できる知識
・ナノ粒子に由来した機能発現の根拠
・ナノ粒子を合成する上での注意点
・ナノ粒子の様々な視点からの具体的な評価法
・ナノ粒子を安定分散させる際のテクニック
・無機ナノ粒子表面の精密有機修飾法と修飾物の精密評価法
・ナノ粒子が拓く未来材料の可能性
趣旨
 無機ナノ粒子は、可視光での透明性や量子効果の発現など、機能材料に革新をもたらすキーマテリアルです。
 本セミナーでは、まずナノ粒子が示す様々な機能につき、最新の研究報告を例に取り具体的に説明します。ついで、如何にすれば無機ナノ粒子をサイズ・形態制御しつつ合成できるかを理解していただきます。さらに、得られる無機ナノ粒子表面の精密有機修飾法を習得していただきます。加えて、得られる表面有機修飾ナノ粒子の各種定量評価法や各種特性評価法などについて詳細に説明します。一方では、ナノ粒子の分散制御法につき理解していただき、ナノ粒子を基材とした次世代機能材料を開発する上で必須となる様々なテクニックを習得していただくことを目的としております。さらには、ナノ粒子からなるナノ組織構造の解析法を理解していただくことも目的としております。
プログラム
 1.ナノ粒子の性質
  1.1 ナノ材料はなぜ注目されているか?ナノの領域における機能発現の根拠
  1.2 ナノ粒子の合成法
  1.3 サイズ(粒子径)・形態制御に適したナノ粒子合成法とは?~気相法では困難な理由~
  1.4 ナノ粒子のサイズ・形態制御のコツ
  1.5 水系によるサイズ・形態制御ナノ粒子の合成
  1.6 非水系におけるサイズ・形態制御ナノ粒子の合成
  1.7 ナノ粒子合成における界面の精密制御
 
 2.ナノ粒子の精密評価法
  2.1 TEM観察による構造評価
  2.2 IRによる表面修飾状態解析
  2.3 小角X線散乱法によるナノ粒子・有機無機ハイブリッド材料の構造解析
    2.4 ゼータ電位測定装置を用いたナノ粒子の表面状態解析から凝集・分散のコツまで
    2.5 電導度滴定によるナノ粒子表面の精密解析
 
 3.ナノ粒子界面の精密制御と分散制御
  3.1 ナノ粒子を安定に分散させるには?
  3.2 ナノ粒子分散法の種類
  3.3 表面修飾剤の吸着を活用したナノ粒子の分散法
  3.4 ナノ粒子表面の表面改質によるナノ粒子の分散法
  3.5 シランカップリング剤を用いたナノ粒子の表面修飾・分散法
  3.6 表面修飾ナノ粒子の評価法:レオロジー測定を例にして
  3.7 非水系における分散テクニック
  3.8 ナノ粒子の分散性評価法
 
 4.ナノ粒子の配列・自己組織構造制御
  4.1 ナノ粒子への自己組織性の付与の将来性
  4.2 ナノ粒子への液晶性の付与
  4.3 有機無機ハイブリッドナノ粒子からなる自己組織構造とその構造制御技術
  4.4 ナノ粒子の自己組織構造評価法
 
 5.無機ナノ粒子表面における有機分子の構造・修飾状態・修飾量の精密解析・評価手法
   ~有機無機ハイブリッドデンドリマーを例にして~

  5.1 NMRを用いた表面有機物の解析
  5.2 TG-DTAを用いた表面有機分子の定量
  5.3 STEMによるナノ粒子配列構造観察
  5.4 小角X線散乱測定による3次元組織構造評価:電子密度マップによる視覚化
 
 6.ナノ粒子が拓く未来材料の将来性
  6.1 屈折率制御材料
  6.2 高熱伝導性材料
  6.3 磁性ナノ粒子:磁気粘性流体開発からナノバイオ材料まで
  6.4 透明導電性薄膜向けナノ粒子を用いた低温焼成ナノインク開発
  6.5 強誘電体ナノ粒子の合成と圧電セラミックスへの展開
  6.6 ナノ粒子の有機無機ハイブリッド化によるメタマテリアルの開発
 
 7.大学における企業との共同研究の進め方
   □質疑応答□
 
キーワード
ナノ粒子,有機無機ハイブリッド,分散制御,ナノ構造評価,サイズ制御,形状制御, ハイブリッ
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