ズームレンズの光学設計と評価

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セミナー概要
セミナーNo.
131035
開催日時
2013年10月24日(木) 10:30~16:30
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
タイム24ビル 4F 研修室
価格
非会員:  52,360円 (本体価格:47,600円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
・1名につき47,250円(税込、資料付き)
※大学生、教員のご参加は、1名に付き受講料10,500円です。(ただし、企業に在籍されている研究員の方は除きます。)
特典
・2名同時にお申し込みいただいた場合、2人目は無料(2名で49,980円)※ただし、2名とも案内登録をしていただいた場合に限ります。
定員
30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
講座の内容
趣旨
【受講対象】
現在企業や大学などで光学に関係した研究、解析をされている方で、カメラやレンズの設計に興味のある方。

【修得知識】
ズームレンズの開発動向に沿った光学設計手順とCCTV用、DSC用レンズの設計。
レンズ開発生産で問題になるレンズ敏感度、ゴースト・フレーアの対策、非球面形状評価。

【講座の趣旨】
 レンズの収差やMTFの基礎的な話から、CCTV用、DSC用ズームレンズの事例についての設計手法と評価をご紹介します。また、レンズ開発に起こるトラブル;ゴースト・フレーアや非球面形状評価などについて解折的な評価方法をご説明します。
プログラム
第1章 レンズ設計の基礎
 1-1.像質
 1-2.光の屈曲
 1-3.球面収差
 1-4.コマ収差
 1-5.横収差の表し方
 1-6.非点収差
 1-7.像面湾曲
 1-8.歪曲収差
 1-9.TV表示歪曲度
 1-10.軸上色収差(縦の色収差)
 1-11.倍率色収差(横の色収差)
 1-12.スポットダイアグラム
 1-13.開口絞りと瞳
 1-14.構成の進展
 1-15.構成の進展(続)
 1-16.光学ガラス地図とガラス選択
 1-17.幾何光学的MTF
 1-18.MTF特性の表現形式
 1-19.レンズの最小錯乱円と解像
 1-20.レンズの理想MTFと実測MTF
 1-21.投影解像度検査
 1-22.射影方式
 1-23.光学設計フロー
第2章 レンズの偏芯感度
 2-1.薄肉単レンズ結像式
 2-2.多数の薄肉単レンズ追跡式
 2-3.近軸偏芯感度計算式 ~CCTV用レンズ(非球面を含むズーム系)の例
 2-4.ズームレンズ光学仕様
 2-5.レンズ構成データ
 2-6.ズーム/フォーカス方式
 2-7.レンズ群ディセンター感度
 2-8.レンズ群ティルト感度
 2-9.レンズ群シフト感度
第3章 3次収差係数による収差補正
 3-1.単レンズの近軸諸値
 3-2.波面収差と3次収差係数
 3-3.薄肉単レンズ3次収差係数計算式
 3-4.アプラナティックレンズ
 3-5.無収差レンズ(2次曲面)
 3-6.非球面のテイラー級数展開 ~CCTV用レンズ(非球面を含むズーム系)の例
 3-7.薄肉単レンズの近軸追跡による光路
 3-8.広角端;コマ収差
 3-9.中間位置;球面収差
 3-10.中間位置;非点収差
 3-11.望遠端;色収差
第4章 光線収差の最適化
 4-1.スキュー光線追跡
 4-2.光線と曲面の交点
   4-3-1.非点収差追跡
   4-3-2.非点収差追跡(続)
 4-4.D.L.S.法~CCTV用レンズ(非球面を含むズーム系)の例
 4-5.近軸制御
 4-6.変数選択
 4-7.目標と結果(広角端:縦収差)
 4-8.目標と結果(広角端:横収差)
 4-9.目標と結果(中間位置:縦収差)
 4-10.目標と結果(中間位置:横収差)
 4-11.目標と結果(望遠端:縦収差)
 4-12.目標と結果(望遠端:横収差)
第5章 光線収差とMTF評価
 5-1.最良像面位置
 5-2.レンズ系のレスポンス関数 ~CCTV用レンズ(非球面を含むズーム系)の例
 5-3.コマ収差による劣化(広角端)
 5-4.球面収差による劣化(中間位置)
 5-5.非点収差による劣化(中間位置)
 5-6.軸上色収差による劣化(望遠端)
第6章 3次収差、光線収差、MTF評価
 6-1.CCTV用標準ズームレンズ
   6-1-1.12倍ズームレンズ
   6-1-2.ズーム/フォーカス移動
   6-1-3.レンズ群のディセンター感度
   6-1-4.レンズ群のティルト感度
   6-1-5.レンズ群のシフト感度
   6-1-6.3次収差感度Ⅰ(広角端)
   6-1-7.3次収差感度Ⅱ(中間位置)
   6-1-8.3次収差感度Ⅲ(望遠端)
 6-2.HDC用高倍ズームレンズ
   6-2-1.15倍ズームレンズ光学仕様
   6-2-2.ズーム/フォーカス移動
   6-2-3.レンズ群ディセンター感度
   6-2-4.縦収差図(Wide, Normal, Tele)
   6-2-5.横収差図(Wide, Normal, Tele)
   6-2-6.MTF図(Wide端)
   6-2-7.MTF図(Normal端)
   6-2-8.MTF図(Tele端)
   6-2-9.OIS仕様
 6-3.DSC用屈曲型ズームレンズ
   6-3-1.絞り固定6倍ズームレンズ光学仕様
   6-3-2.ズーム/フォーカス移動
   6-3-3.絞り移動3倍ズームレンズ光学仕様
   6-3-4.ズーム/フォーカス移動
 6-4.DSC用多群広角高倍ズーム
   6-4-1.有限系広角ズームレンズ光学仕様
   6-4-2.ズーム/フォーカス移動
   6-4-3.沈胴式コンパクトズームレンズ光学仕様
   6-4-4.ズーム/フォーカス移動
   6-4-5.沈胴式高倍ズームレンズ光学仕様
   6-4-6.ズーム/フォーカス移動
第7章 ゴースト・フレーア
 7-1.近軸追跡によるフレーア照度
 7-2.光束密度追跡式
 7-3.カバーガラス反射ゴースト
 7-4.Ring ゴースト
 7-5.接合面反射ゴースト
 7-6.その他のゴースト・フレーア
第8章 非球面形状評価
 8-1.非球面誤差Fig, Accと形状収縮
 8-2.非球面形状評価例Ⅰ
 8-3.非球面形状評価例Ⅱ
第9章 レンズ玉図面化
 9-1.球面、非球面レンズ玉図面例
 9-2.プラスチックレンズ図面例
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