2023年08月21日(月)
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Beyond Covid-19 Pandemicで世界の包装は、循環型パッケージに向けて活発に動いている。EUは昨年、EU2022/1616が規則となり、recycled plasticsの食品包装への利用が可能となった。日本のみならず世界の包装に与える影響は大きい。循環型パッケージとして全ての包装材料はリサイクル性の義務化、再生材料(circular polymers, circular resins)利用の方向に進む。包材供給面では、小ロット~中ロット対応、短納期が求められている。先端技術利用分野では、AI, IoT、ロボット、リモートコントロールなどの利用が進んでいる。要求される新しい機能、再生再利用の国内外の現状、小ロット~中ロット対応のデジタル印刷及び新しいラミネート工程、先端技術利用事例など国内外の動きを説明する。
はじめに
1.interpack 2023における軟包装及び最近の新製品
2.EU市場における食品包装にcertified recycled plastics利用
-EUの動き—EU2022/16161の説明
-EU市場ではrecyclableと再生材料使用の義務化
-第三者認証制度実施
-日本はどのように対応するか
3.プラスチックの再生再利用の課題
-熱心な世界の樹脂メーカー及び顧客の実証実験及び採用の動き
3.1 ケミカルリサイクル
3.2 熱分解タイプ
3.3 ガス化タイプ
3.4 超臨界タイプ
3.5 酵素利用他の技術
3.6 マスバランス方式の利用
4.使用済み包材の回収及び選別の課題
-プラスチック及び紙素材のラミネート品への対応をどのようにするか
4.1 国内外の回収・選別システムの事例
4.2 回収及び選別技術の実証実験
4.3 アップサイクリングに向けての脱インク及び剥離技術
5.Recyclableとは
-海外のプラスチック団体の基準
-欧州7か国のオレフィン系モノマテリアル回収stream
-モノマテリアルとグリーンウォッシュ
6.再生材料利用の事例
6.1 海外事例--廃プラ回収~recycled plastics製造~ブランドまでのビジネスモデル
6.2 国内事例
7.紙利用の包装
-ナノセルロース利用の実用化~各種紙製液体容器の最前線
8.求められる包装の機能の変化
8.1 Smart Package/Connected Package
8.2 センサー機能と鮮度保持
8.3 包装製品の市場追跡性及び偽造防止
9.これからのバリア化技術
-OPPや延伸HDPEフィルムへの蒸着技術による水蒸気及び酸素バリア性の向上事例
-多層コーティングやOPによるバリア化
10.新しいフィルム及び先端技術の利用
10.1 新しい素材、バリア性の向上
10.2 AI、IoT、ロボット、リモートコントロールなどの事例紹介
11.包装材料の供給体制
-デジタル印刷及び新しいラメネート加工技術の説明と海外の小ロット印刷の展開事例
12.今後の方向性
-今後の包装に必要な課題について考察する。
※講義の進捗状況により、多少前後する可能性がございます。
予めご了承ください。
12:30~13:45 講義1
13:45~13:50 休憩
13:50~14:50 講義2
14:50~14:55 休憩
14:55~16:10 講義3
16:10~16:30 質疑応答
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