機械や構造物の強度の安全性や耐久性を知る手掛かりとなる応力や残留応力を実測することが可能なX線応力測定技術について解説!
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
1. イントロ:「なぜX線で応力が測れるか?」
2. 必要な基礎知識
・X線について
・結晶と工業材料
・X線回折とブラッグの法則
・回折環(デバイリング)
・X線とひずみ
・ひずみと応力
・残留応力
3. 世界標準法「sin2ψ法」について
4. 新技術「cosα法」について
5. X線応力測定の特徴
・X線的弾性定数
・回折面依存性
・X線侵入深さ
・マクロ応力とミクロ応力
6. 適用範囲と測定の限界
・三軸応力の影響
・応力勾配の影響
・集合組織の影響
・複合材料の影響
・その他(粗大結晶、曲面、表面粗さ)
7. 適用材料
・鋼材
・その他の金属材料
・薄膜
・セラミクス
・複合材料
8. 最近の動向
・測定の高速化技術(IP、SOI検出器)
・X線以外の線源(中性子線、放射光の利用)
9. 実習(測定データの解析)
・sin2ψ法の場合
・cosα法の場合
10. まとめ
11. 質疑