機械や構造物の強度の安全性や耐久性を知る手掛かりとなる応力や残留応力を実測することが可能なX線応力測定技術について解説!

X線による残留応力測定の基礎と最近の動向【LIVE配信】

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
残留応力測定【WEBセミナー】
セミナーNo.
231088
開催日時
2023年10月31日(火) 13:00~16:00
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、
  49,500円(1名当たり 24,750円)(税込)です。

10名以上で同時申込されるとさらにお得にご受講いただけます。
お申込みご希望の方は 【こちら】からお問い合わせください。

会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
  ついてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
X線応力測定に興味のある方、X線応力測定装置に携わっている若手技術者、装置の導入を検討している方、測定結果や測定データの意味や評価について知りたい方
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
習得できる知識
1.なぜX線で応力が測れるかを理解できる。
2.最近普及してきた小型で可搬型のX線応力測定装置(cosα法)の概要や
  特徴と共に、従来の装置との違いを知ることができる。
3.測定結果の有効性や良し悪しを判断できるようになる。
4.最新のX線応力測定技術の動向を知ることができる。
趣旨
 機械や構造物の強度の安全性や耐久性を知る手掛かりとなる応力や残留応力を実測することが可能なX線応力測定技術について概説します。
 この技術は、X線回折と呼ばれる現象を利用していますが、測定サンプルの(結晶)状態によって測定精度が影響される特徴があります。また、使用する装置に搭載されているX線検出器の種類によって、データ解析の手順が異なったり、海外製の装置と最近の日本製の装置とでも違いが生じています。こうした背景を知っておくことが本技術を有効に利用する場合や、これから装置を導入する上で大切です。
 本セミナーでは、以上のような点を理解していただき、本技術を有効に利用するためのポイントをご説明します。
プログラム

1. イントロ:「なぜX線で応力が測れるか?」

2. 必要な基礎知識
   ・X線について
   ・結晶と工業材料
   ・X線回折とブラッグの法則
   ・回折環(デバイリング)
   ・X線とひずみ
   ・ひずみと応力
   ・残留応力

3. 世界標準法「sin2ψ法」について

4. 新技術「cosα法」について

5. X線応力測定の特徴
   ・X線的弾性定数
   ・回折面依存性
   ・X線侵入深さ
   ・マクロ応力とミクロ応力

6. 適用範囲と測定の限界
   ・三軸応力の影響
   ・応力勾配の影響
   ・集合組織の影響
   ・複合材料の影響
   ・その他(粗大結晶、曲面、表面粗さ)

7. 適用材料
   ・鋼材
   ・その他の金属材料
   ・薄膜
   ・セラミクス
   ・複合材料

8. 最近の動向
   ・測定の高速化技術(IP、SOI検出器)
   ・X線以外の線源(中性子線、放射光の利用)

9. 実習(測定データの解析)
   ・sin2ψ法の場合
   ・cosα法の場合

10. まとめ

11. 質疑

キーワード
応力,残留応力,X線回折,sin2ψ法,cosα法,測定,セミナー,講演,研修
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