★本講座では、ノイズ発生(発生源)・ノイズ伝播・ノイズ障害の原理・メカニズムを追いながら、ノイズトラブルの理解へと進めます。
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
■12/12(火)→2/26(月)に延期となりました(12/8更新)
1.ノイズ対策の基本
1-1.ノイズ問題とは?
・ノイズによる誤動作や故障、機能低下
1-2.ノイズ発生源の分類
(1)伝導ノイズと放射ノイズ
(2)身の回りの主なノイズと発生源
1-3.ノイズの結合形態
・ノイズの伝播経路(静電結合や、配線間の電磁結合)
2.装置におけるノイズの発生と対策
2-1.遮蔽(シールド)による分類
(1)電界結合に対する遮蔽
(2)磁界結合に対する遮蔽
(3)各種ケーブルの定数的特徴
(4)金属板による電磁界シールド
2-2.接地の基本と分類
(1)接地の種類
(2)低周波回路での接地
(3)高周波回路での接地
(4)接地の分類
2-3.平衡化(コモンモードノイズ低減)と回路
(1)平衡回路の条件
(2)実際の平衡回路
2-4.デカップリングとフィルタ
(1)電源デカップリング
(2)その他デカップリングとフィルタ
2-5.隔離と撚りによるノイズ対策
・外部ノイズ影響を打ち消すには
(1)隔離
(2)撚り
2-6.受動素子の諸特性
・電子機器のEMCを向上するための各種部品
(1)コンデンサ
(2)インダクタ
(3)抵抗器
(4)導体
(5)トランス
(6)フェライトビーズ
3.プリント基板によるノイズ対策とそのポイント
3-1.特性インピーダンスによる設計の基礎
(1)特性インピーダンスの設定
(2)負荷と特性インピーダンス
(3)層構成と特性インピーダンス
(4)パスコンの適用方針
3-2.用品配置に関する方針
(1)ICの配置
(2)RAMアレイの配置
(3)双方向性信号のバファの配置
(4) 同時スイッチング対策
(5)コネクタのピンアサイン
3-3.配線に関する方針
(1)配線の原則とノイズ対策
(2)バスの配線に関する方針
(3)クロストーク・ノイズ対策
(4)クロックラインの配線
(5)電源ラインの配線
3-4.バックプレーンに関する方針
4.EMCの基礎と各種ノイズの評価法
4-1.EMCの基礎
・電子機器のノイズ対策
4-2.評価ノイズの種類と概要
4-3.ノイズの形態と印加方法
4-4.パルス性ノイズ評価
4-5.ファーストトランジェントノイズ評価
4-6.振動減衰形ノイズ評価
4-7.雷インパルスサージ評価
4-8.静電気放電ノイズ評価
4-9.電波ノイズ耐量評価
4-10.磁界ノイズ評価
4-11.電子機器から発生する妨害電波の評価
4-12.IECのEMC規格の体系
4-13.電波暗室の紹介
5.ノイズ対策の具体的な事例
5-1.事例紹介1:原子力発電所制御棒駆動用インバータのノイズ低減対策
5-2.事例紹介2:高周波誘導加熱炉用インバータ電源のノイズ対策
5-3.事例紹介3:SMES高周波インバータ電源のノイズ対策
6.質疑応答