★AFMで力学物性解析を行いたい方、高分子ナノアロイ、ナノコンポジットを研究・開発されている方はぜひご視聴下さい!

ナノ触診原子間力顕微鏡(AFM)による高分子材料の解析技術【アーカイブ配信】

こちらは4/23実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。

セミナー概要
略称
AFM【アーカイブ配信】
セミナーNo.
配信開始日
2024年04月24日(水)
配信終了日
2024年05月02日(木)
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
東京工業大学 物質理工学院 応用化学系 教授 博士(工学) 中嶋 健 氏

<ご専門>
 高分子物理学、高分子ナノテクノロジー

<学協会>
 高分子学会、日本ゴム協会、日本表面真空学会

<ご略歴>
 ・学歴
  97-3 東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻博士課程修了
 ・研究歴
  97-3 東京大学大学院 工学系研究科 物理工学専攻 博士課程修了
  97/4-03/5 理化学研究所 基礎科学特別研究員及びフロンティア研究員
  03/6-08/3 東京工業大学大学院理工学研究科有機・高分子物質専攻助教
  08/4-15/6 東北大学原子分子材料科学高等研究機構准教授
  15/7-16/3 東京工業大学大学院理工学研究科有機・高分子物質専攻教授
  16/4-   現職(組織改編)
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  39,600円 (本体価格:36,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、39,600円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
会員登録とは? ⇒ よくある質問
備考
こちらは4/23に実施したWEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。

・配信開始日までに、セミナー資料はPDFでお送りします。紙媒体では配布しません。セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

・動画のURLはメールでお送りします。
講座の内容
受講対象・レベル
・原子間力顕微鏡で力学物性解析を行いたい方
・高分子ナノアロイ、ナノコンポジットなどの力学物性に興味のある方
習得できる知識
・原子間力顕微鏡(AFM)の基礎知識
・AFMを用いた物性計測手法
・高分子ナノアロイ、ナノコンポジットへの応用
趣旨
原子間力顕微鏡(AFM)はいまや材料研究にとってかかせないツールです。高分解能性にその理由がありますが、さらにその原理上、画像取得の際に表面と接触して力を及ぼしあうという特徴をもつため、医師が指で触診するのと同じようにAFM探針で試料表面のさまざまな力学物性測定を行うことができます。これがナノ触診AFMです。
 本セミナーでは、AFMの原理から始め、ナノ触診AFMの基礎と応用について解説します。さらに動的特性として、損失正接画像や粘度像などが取得できる粘弾性解析の新展開についても時間を割く予定です。AFMで力学物性解析を行いたい方もしくは高分子ナノアロイ、ナノコンポジットを研究・開発の対象としていてAFMに興味をお持ちの方の参加をお待ちしております。
プログラム

1.原子間力顕微鏡(AFM)の基礎
 1-1.AFMの原理
    ・・・AFM初心者がAFMとは何かを説明できるようになります。
 1-2.フォースカーブ
    ・・・力学物性計測の基礎となる測定の原理です。
 1-3.さまざまな測定モード
    ・・・市販装置で一般的に使われるモードの解説をします。

2.ナノ触診AFMの基礎
 2-1.接触理論概観
    ・・・弾性率を算出するための最低限の知識を取得します。
 2-2.弾性率像を取得するための手順
    ・・・自分で計算できるようにするための具体的な手順を示します。
 2-3.国際標準化動向
    ・・・既に標準化されている方法、また進行中のプロジェクトについても紹介します。

3.ナノ触診AFMの応用
 3-1.ゴムへの応用
    ・・・主にフィラー充塡ゴムについて、フィラーとの界面の物性を調べた結果について紹介します。変形下にある試料の観察結果も紹介します。
 3-2.高分子ナノアロイ、ナノコンポジットへの応用
    ・・・ナノスケールの力学物性とマクロ物性の相関付けを行えるような研究事例を紹介します。
 3-3.プラスチックへの応用
    ・・・変形下にあるプラスチックの力学物性測定について最新の結果を紹介します。
 3-4.ナノレオロジーAFM(粘弾性を可視化する新手法)
    ・・・通常のAFMでは行うことのできない、貯蔵弾性率などの粘弾性をマッピングできる手法を紹介します。

キーワード
ナノ触診原子間力、顕微鏡、AFM、装置、弾性率、解析、ポリマーアロイ、ナノコンポジット
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