☆このセミナーはアーカイブ配信です。配信期間中(6/28~7/5)は、いつでも何度でも視聴できます!

チタン酸バリウムの誘電物性と積層セラミックスコンデンサの課題【アーカイブ配信】

※こちらは6/25実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。

セミナー概要
略称
チタン酸バリウム【アーカイブ配信】
セミナーNo.
配信開始日
2024年06月28日(金)
配信終了日
2024年07月05日(金)
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
東京工業大学 物質理工学院 材料系 准教授 博士(工学) 保科 拓也 氏

 ≪専門≫ 誘電体、強誘電体、圧電体、フォノン解析
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  38,500円 (本体価格:35,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員の方あるいは申込時に会員登録される方は、受講料が1名49,500円(税込)から
 ・1名38,500円(税込)に割引になります。
 ・2名申込の場合は計49,500円(2人目無料)になります。両名の会員登録が必要です。
 ・10名以上で申込される場合は大口割引があります。
  お気軽にメールでご相談ください。info@rdsc.co.jp

会員登録とは? ⇒ よくある質問
備考
本セミナーは、約3時間の講演を収録したアーカイブ配信セミナーです。
2024年6月28日(金)~7月5日(金)の期間中、いつでも何度でもご視聴いただけます。

【アーカイブ配信セミナーの申込・受講手順】
1)このHPから受講申込をしてください。
2)申込後、受理の自動返信メールが届きましたら申込完了です。また確認後、すぐに請求書をお送りいたします。
3)視聴開始日までにセミナー資料と閲覧用URLをお送りさせていただきます。
 ※申込者以外の視聴はできません。録音・録画などの行為を固く禁じます。
 ※配布資料の無断転載、二次利用、第三者への譲渡は一切禁止とさせていただきます。
講座の内容
受講対象・レベル
誘電体材料あるいはセラミックスコンデンサ等の誘電デバイスの研究・開発に携わる方、興味のある方。(初心者から中級者まで)
習得できる知識
・積層セラミックスコンデンサ(MLCC)の基礎と技術的課題
・誘電特性の基礎
・チタン酸バリウム系材料の誘電分極機構
・チタン酸バリウムのサイズ効果
・チタン酸バリウムの欠陥化学
・誘電体の絶縁破壊機構
趣旨
積層セラミックスコンデンサ(MLCC)は、生産量で3兆個を超えるファインセラミックス産業最大の製品である。MLCCの誘電体層の主原料であるチタン酸バリウムは誘電体産業におけるエース材料として確固たる地位を築いているが、その最たる要因は使用温度域で誘電率が非常に高いことである。
 本講演では、まずこの理由を分極機構に基づいて詳しく解説する。一方、MLCCの小型化・高容量化・高性能化のためには、幾つかの技術的課題が山積している。特に、チタン酸バリウムの誘電率がグレインサイズによって変化する「サイズ効果」や、高電界化で生じる「絶縁破壊現象」は、次世代のMLCCを開発する上で重要な知見であると考えられるので、これらの現象を詳しく説明する。
プログラム

1.はじめに

2.積層セラミックスコンデンサの基礎と技術的課題
 2-1 MLCCの特徴
 2-2 MLCCの小型化・大容量化
 2-3 MLCCの現状と技術課題

3.誘電現象の基礎とチタン酸バリウムの誘電分極機構
 3-1 誘電現象
 3-2 誘電性の微視的起源:誘電分極機構
 3-3 チタン酸バリウムの強誘電性と分極機構
 3-4 リラクサー強誘電体の分極機構

4.チタン酸バリウム系強誘電体のサイズ効果
 4-1 チタン酸バリウムセラミックスのサイズ効果
 4-2 微量添加物のサイズ効果への影響

5.誘電体の絶縁破壊機構
 5-1 チタン酸バリウムの欠陥化学
 5-2 誘電体の絶縁破壊現象
 5-3 高温・高耐圧誘電体材料の設計指針

6.まとめ

キーワード
チタン酸バリウム,ナノ粒子,MLCC,積層,セラミック,コンデンサ,研修,講習会,セミナー
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