経皮吸収の原理や方法等基礎から解説!
イオントフォレーシスの実験方法/分析方法/最適な電気的条件とは??

経皮吸収の基礎および経皮吸収促進技術【LIVE配信】

※オンライン会議アプリzoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。
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セミナー概要
略称
経皮吸収【WEBセミナー】
セミナーNo.
開催日時
2025年06月16日(月) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
元 東京工科大学応用生物学部 秋本 眞喜雄 氏

《専門》
皮膚計測・色彩科学

《略歴》
1978年 3月 関東学院大学大学院工学研究科修士課程修了
1983年 4月 通商産業省工業技術院電子技術総合研究所流動研究員(1990年3月)
1990年 4月 早稲田大学教育学部生物学教室研究員(1995年6月)
1995年 7月 日本医科大学医学部助手(1999年11月)
1999年12月 関東学院大学工学総合研究所研究員(2019年3月)
2008年 4月 東京工科大学応用生物学部実験講師(2019年3月)                        

受賞歴
2003年8月 企画賞 電気学会 平成14年 電子・情報・システム部門大会
「皮膚計測の新しい展開」

2008年8月 優秀ポスター賞 第26回日本美容皮膚科学会 総会・学術大会
「電気穿孔法とイオントフォレーシスの組合せの新しいイオン泳動法の開発」
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーとなります。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
趣旨
皮膚は脂溶性物質や条件によって角層内に物質を吸収する作用があり、経皮吸収の原理である。経皮吸収とは物質を皮膚から導入する方法であるが、医薬品および化粧品では役割が異なる。医薬品では薬物が経皮吸収されることを条件としているが、化粧品や香粧品では基剤は経皮吸収しないことを前提にその安全性が議論されてきた。しかし、近年、機能性化粧品の開発とともに有効成分が皮膚に吸収され、アレルギーが生じて社会的な問題に発展した例もあり、香粧品分野においても経皮吸収の促進や制御技術の理解が必要となってきた。薬物を生体に適用する場合、薬物の効果を最大限かつ安全に発揮させることを目的とした新しい投与方法は薬物送達システム(ドラッグデリバリーシステム、drug delivery system, 略称: DDS)と呼び、その効果に期待が寄せられている。その一つの放出技術はイオン化した薬物を電気的な手法を用いたイオントフォレーシスを用いて実施することが中心となっており、簡便な方法として利用範囲が広がっている。
本セミナーは経皮吸収の原理や方法等について、主に電気的な手法を用いたイオントフォレーシスに主眼を置いて、その理論や実験方法などについて分かりやすく解説する。また、電気的な駆動力を用いることはイオントフォレーシスと同様であるが、皮膚に瞬間的に高電圧を加え角質層の可逆的な構造変化を利用して吸収促進させるエレクトロポレーションについても解説する。
プログラム

1. 経皮吸収とは
 1.1経皮吸収の必要性
 1.2 経皮吸収の定義

2. 皮膚の構造
 2.1角質層の役割
 2.2角質層のバリア機能と経皮吸収の関係

3. 経皮吸収促進法の概要
 3.1経皮吸収促進法の種類と特徴
  3.1.1 イオントフォレーシス
  3.1.2 エレクトロポレーション
  3.1.3 ソノフォレーシス・マイクロニードル

4. 電気的駆動力を用いたイオントフォレーシスの原理
  4.1 イオントフォレーシスの導入経路
  4.2 定電圧制御と定電流制御

5. イオントフォレーシスに影響する要因
 5.1 電極材料の選択
 5.2 駆動波形の種類
 5.3 薬液含浸用ガーゼの影響

6. イオントフォレーシスによる物質の導入実験
 6.1 実験器具の準備
  各種動物の角質層の厚さ
  拡散セルの構造
  電極材料の選択
  緩衝液の性質
 6.2 実験手順
 6.3 実験結果および表示
   6.3.1 検量線の活用と分析方法

7. 経皮吸収促進法の発展
 7.1 逆イオントフォレーシスによる血糖値測定
 7.2 電気刺激と薬物の組合せによる電気化学療法

8. まとめと今後の展望

キーワード
経皮吸収、皮膚、経皮吸収促進剤、イオントフォレーシス、セミナー、研修
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