☆接点損傷や不良発生のメカニズムを体系的に解説。
 製品の信頼性と安全性を高めるための必須知識!

直流高電圧回路におけるアーク放電の基礎と対策【LIVE配信】

Zoomを使ったWEBセミナーです。在宅、会社にいながらセミナーを受けられます。

セミナー概要
略称
アーク放電【LIVE配信】
セミナーNo.
2511128
開催日時
2025年11月26日(水) 13:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
静岡大学 工学部 電気電子工学科 教授 博士(工学) 関川 純哉 氏

ご専門 アーク放電、電気接点の接触現象
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員の方あるいは申込時に会員登録される方は、受講料が1名49,500円(税込)から
 ・1名46,200円(税込)に割引になります。
 ・2名申込の場合は計49,500円(2人目無料)になります。両名の会員登録が必要です。
 ・10名以上で申込される場合は大口割引がございます。
  お気軽にメールでご相談ください。info@rdsc.co.jp
■会員登録とは? ⇒ よくある質問
備考
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちら からミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
  ついては こちら をご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 ご自宅への送付を希望の方はコメント欄にご住所などをご記入ください。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
電磁リレーやスイッチの設計・製造、またはそれらを利用する物を扱う技術者の方。
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。
習得できる知識
・アーク放電に関連する不具合が発生した場合にそのメカニズムの解明に活かせる。
・直流回路で発生するアーク放電の電気的な特性が理解できる。
・アーク放電を素早く消す方法の原理を習得できる。
趣旨
 対象として、電気接点を搭載した電磁リレーやスイッチの設計・製造、あるいはそれらを自動車、電気製品または情報通信機器などに組み込んで利用する技術者で、リレーやスイッチなどの中で発生するアーク放電について基礎的なことを知りたい、という皆様を想定しています。
 電気接点を損傷させる主要因としてのアーク放電の基礎的な性質と、その発生に至るまでの電気接点の接触現象について説明し、アーク放電現象の発生から消滅までのメカニズムを解説します。
 これらの基礎特性の解説を基に、実際の電磁リレーに搭載された電気接点の開閉動作時に発生する現象や、アーク放電の発光の様子を高速度カメラで撮影した画像と電圧・電流波形などを紹介し、実験データを解析考察する手順を説明します。また、直流高電圧(数百ボルト)回路の遮断時に発生するアーク放電の特性についても解説します。
 電気接点対で起こる複雑怪奇な現象が、実は単純な事象の複合や連続発生で説明できることが示されますので、現象解明に生かして頂きたいと思います。
プログラム

1.はじめに
 1-1 アーク放電とは
 1-2 高電圧の定義
 1-3 参考文献

2.アーク放電の発生から消滅まで
 2-1 電気接点の接触現象
 2-2 通電時の接点対を引き離す時に発生するアーク放電の発生(点弧)
 2-3 アーク放電内部の電圧分布
 2-4 電圧-電流特性(維持、消滅(消弧))
 2-5 直流高電圧回路の遮断時に発生する開離時アークの実例
 2-6 アーク継続時間短縮の対策例

3.電磁リレー搭載の電気接点対の損傷過程の実例とその発生メカニズム
 3-1 発生する問題
  (1) スチッキング(溶着、ロッキング、粘着・凝着)
 3-2 接点表面の消耗メカニズム
  (1) 転移突起の成長過程の実例
  (2) アーク放電の長さと転移量との関係
 3-3 開離不良の防止方法
 3-4 電圧・電流波形による接点間隙の状態判定
  (1) 電気接点対間で起こる現象の解析
  (2) 閉成動作時の電圧・電流波形の判定例
  (3) 閉成動作時の電流波形の判定例(接触状態)

【質疑応答】

キーワード
アーク放電,電気接点,直流高電圧回路,スチッキング,開離不良,セミナー
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