分析機器を事例にシステムが持つ監査証跡機能やその活用方法について解説!
記録された監査証跡の効率的なレビューの方法とは??

ラボにおけるデータインテグリティ実務対応【LIVE配信】
監査証跡の取得、管理、レビュー方法

※オンライン会議アプリzoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。
【アーカイブ配信受講:11/21~11/27】の視聴を希望される方は、⇒こちらからお申し込み下さい。

セミナー概要
略称
データインテグリティ【WEBセミナー】
セミナーNo.
開催日時
2025年11月19日(水) 13:00~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
元(株)島津アクセス 技術本部 ネットワークサポート室 マネージャー 荻本 浩三 氏

《専門》
・コンピュータ化システムのCSV・ER/ES・DI
・分析機器のソフトウェア
・分析機器のネットワークシステム

《経歴》
1985年 (株)島津製作所 入社
 分析機器や医用機器、半導体機器等のソフトウェアの研究・開発
 分析システムの開発・サポート
 顧客のGMP,CSVなど法規制・ガイドラインへの対応のサポート
2021年 (株)島津アクセス 入社
 分析システムのサポート
 顧客のGMP,CSVなど法規制・ガイドラインへの対応のサポート

《活動》
日本PDA製薬学会 ERES委員会 委員長
ISPE 会員
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ★1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーです。

・セミナー資料は前日までには、お送りいたします。
セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】

1.Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。

2.セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧ください。

3.開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
講座の内容
趣旨
近年、製品品質およびデータインテグリティ確保の観点から、監査証跡(Audit Trail)の適切な取得・管理・レビューが、国内外の規制当局から強く求められています。特に品質試験においては、データの真正性・正確性・完全性の確保が直接的に製品の信頼性に関わるため、対応が不十分な場合には査察での指摘や重大な是正要求につながる可能性もあります。
本セミナーでは、GMP省令改正やPIC/Sガイドライン(Annex 11)を踏まえ、監査証跡が求められる背景を整理した上で、品質試験における当局指摘事例(国内およびFDA)をもとに、現場で留意すべきポイントを具体的に解説します。
さらに、分析機器における監査証跡の種類や取得方法、レビューの実施手順とタイミング、レビューにおいて注目すべき点(ミス・不正・異常)や、レビュー後の対応方法についても、実務に即した形で紹介します。
プログラム

1. 監査証跡とそのレビューが求められる背景
 1.1 製品品質の確保
 1.2 データの信頼性
 1.3 改正GMP省令

2. PIC/S GMPガイドライン
 2.1 Annex 11 コンピューター化システム

3. 品質試験に関する当局の指摘事項・警告書
 3.1 国内当局の指摘・指導事例(監査証跡、運用管理)
 3.2 FDA Warning Letter(データインテグリティ)

4. データインテグリティ対応のポイント
 4.1 基本的な認識不足の問題
 4.2 機能欠如や設定不足と利用面での問題
 4.3 試験業務の信頼性の問題
 4.4 試験業務における性善説と性悪説
 4.5 性悪説を前提としたリスク分析と対策立案

5. 監査証跡のレビュー
 5.1 分析機器における監査証跡の種類
  5.1.1 分析システムの操作ログ
  5.1.2 データの操作・変更ログ
  5.1.3 分析シーケンスの記録
 5.2 分析機器における監査証跡の取得方法
  5.2.1 分析機器が自動的に監査証跡を記録
  5.2.2 分析機器に監査証跡を取得する機能が無い場合の対応
 5.3 監査証跡のレビュー方法
  5.3.1 分析システムを利用したレビュー
  5.3.2 紙に出力された監査証跡のレビュー
  5.3.3 レビューの実施タイミング
 5.4 監査証跡のレビューにおけるポイント
  5.4.1 ミスの発見
  5.4.2 不正な行為の発見
  5.4.3 予期されないデータの発見
 5.5 監査証跡のレビュー後の対応・対策

6. まとめ

キーワード
データインテグリティ、監査証跡、記録、レビュー、分析機器、WEB、セミナー
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