溶解度パラメータの基礎・求め方から実務事例・最新研究事例〈実演付〉【LIVE配信】

※オンライン会議アプリzoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。

【アーカイブ配信受講:12/16(火)~12/30(火)】を希望される方は、⇒こちらからお申し込み下さい。

セミナー概要
略称
溶解度パラメータ【WEBセミナー】
セミナーNo.
251262
開催日時
2025年12月15日(月) 13:00~16:00
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
(株)Material Doors 取締役 山村 諒祐氏

【ご専門】計算科学, MI
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。

※LIVE配信とアーカイブ配信(見逃し配信)両方の視聴を希望される場合
 会員価格で1名につき49,500円(税込)、2名同時申込で60,500円(税込)になります。
 メッセージ欄に「LIVEとアーカイブ両方視聴」と明記してください。

◆◇◆10名以上で同時申込されるとさらにお得にご受講いただけます。◆◇◆
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会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
・資料付(製本テキストにて郵送)
 お申込み時にご指定のご住所へ発送をさせていただきます。
 直前にお申込みいただいた場合、到着が当日に間に合わない可能性がございます。
 その場合でも、画面に投影される内容をご覧いただきながらご受講いただけます。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。

2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧ください。

3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
講座の内容
受講対象・レベル
・実験系の材料研究開発、量産製造プロセスの研究者・技術者。
・材料が溶媒に溶解・分散しない、異種材料が接着しない、などでお悩みの方。
・複数材料の組合せ、複合材料の開発を検討されている方。
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
習得できる知識
・溶解度パラメータの基礎概念 : Hildebrand溶媒度パラメータ、Hansen溶解度パラメータの理論とその適用範囲
・溶解度パラメータの最新研究トレンド
・溶解度パラメータを活用した特許請求項の差別化・侵害回避
・代替溶媒設計でのコストダウン(危険溶媒/高価溶媒の置換)
・分散、溶解、界面制御による実験工数の削減
・親和性評価ソフトSoluVisionを使った実践的な材料間の親和性評価
趣旨
 材料が溶媒に溶解・分散しない、異種材料が接着しない、といった材料の親和性に関わる問題は、多くの材料技術者が一度は悩む課題である。他方、親和性に関する定性的な情報は論文・特許では抜け落ちていることが多く、社内でもその判断は個人のノウハウによるところが大きい。本講座は、そのような材料同士の親和性を定量的に評価し、最適化するための数値的な“物差し”であるHansen溶解度パラメータ(HSP)について解説し、その有効な活用方法を紹介する。「like dissolves like --似たもの同士は良く溶け合う」の理念の元、考案された溶解度パラメータの基礎理論と測定テクニック、機械学習等による推算を体系的に学んだ後、最新の研究によるケーススタディと特許活用の勘所を押さえ、親和性評価ソフトSoluVisionを用いた実演を行う。経験と勘に頼りがちな溶媒選定や界面制御、複合材料等の設計を、数値指標に基づき加速させるワークフローを提示し、受講後すぐに自社テーマへ応用できる実践力を養う。
プログラム

1.溶解度パラメータの基礎 
 1-1. Hildebrand溶解度パラメータ(SP値)とは?  
 1-2. 正則溶液理論と混合の熱力学  
 1-3. Hansen溶解度パラメータ(HSP値)への拡張  
 1-4.「分散・極性・水素結合」相互作用の物理的意味  
 1-5. 相互作用半径R₀と親和性判断 
 1-6. 混合溶媒への応用
 1-7. ポリマーへの拡張 : Flory-Hugginsのχパラメータ
 1-8. 溶解度パラメータと表面自由エネルギー・接触角の関係
 1-9. 二重溶解球(Dual Sphere)の考え方:界面活性剤・イオン液体への応用
 1-10. 溶解度パラメータの適用範囲

2.溶解度パラメータを求める : 実験と推算テクニック  
 2-1. 実測手法:溶解球法、接触角法、逆ガスクロマトグラフィー、吸光度/濁度法  
 2-2. 推算手法 : グループ寄与法、計算科学(MD, COSMO法)、機械学習 

3.溶解度パラメータの活用 : 最新研究事例  
 3-1. グリーン溶媒・代替溶媒探索  
 3-2. 難溶性ポリマーの最適溶媒設計(混合溶媒探索) 
 3-3. インク設計 : フィラー/顔料分散
 3-4. 界面制御 : ポリマーアロイ / 接着性 / 濡れ性予測
 3-5. 各業界への応用 : 半導体 / 電池 / 化粧品 / 医薬
 3-6. リサイクル/選択溶解への活用
 3-7. 特許事例解析 

4.親和性評価ソフト「SoluVision」を使った実演
 

キーワード
溶解度パラメータ,溶媒選定,界面制御,異種材料接着,機械学習
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