(国研)産業技術総合研究所 光電融合研究センター チーム長 博士(工学) 須田 悟史 氏
<ご専門>
シリコンフォトニクス,ポリマー光導波路, Co-packaged optics, 光スイッチ, VCSEL, 非線形光学
<学協会>
IEEE Photonics Society, 応用物理学会フォトニクス分科会, エレクトロニクス実装学会
<ご略歴>
2006~2008日本学術振興会 特別研究員(DC2、東京工業大学)を経て博士課程終了
2008~2008 カリフォルニアU.C.Berkeley校 客員研究員
2008~2013 産業技術総合研究所 研究員
2013~2016 産業技術総合研究所 主任研究員
2016~2017 産業技術総合研究所 企画本部 企画主幹
2017~2022 技術研究組合光電子融合基盤技術研究所主任研究員
2022~2024 産業技術総合研究所 プラットフォームフォトニクス研究センター 主任研究員
2025~ 産業技術総合研究所 光電融合研究センター チーム長
非会員:
49,500円
(本体価格:45,000円)
会員:
39,600円
(本体価格:36,000円)
学生:
49,500円
(本体価格:45,000円)
近年、AI処理や大容量通信の進展に伴い、チップ間の高速・高密度接続を実現する光電融合技術(CPO: Co-packaged Optics)が、次世代パッケージ技術として注目を集めている。特に、光配線や外部光源の実装に関わる要素技術や信頼性評価が、産業界における重要課題となっている。
本講座では、CPOを中心とした光電融合技術の基礎から応用に至るまでを、以下の観点から分かりやすく解説する。すなわち、光電融合技術の市場予測と業界動向、3次元光再配線を有するアクティブオプティカルパッケージの要素技術、特にCPOにおいてキーデバイスとされるポリマー光導波路の基本的な光学設計から要求仕様を見据えた評価、さらには外部光源とポリマー光導波路によるCPOを想定した広帯域光トランシーバの構成技術について取り上げる。
講義は、最新動向に関する解説に加え、受講者との対話を重視し、双方向での理解を深める場としたいと考えている。
1.光電コパッケージの背景
1-1.生成AI拡大によるデータセンターの形態変化
1-2.光電融合技術の業界及び標準化動向
1-3.外部レーザー光源(ELS)の標準化及び業界動向
2.アクティブオプティカルパッケージ
2-1.アクティブオプティカルパッケージの概要
2-1-1.光電融合技術における主な課題
2-1-2.アクティブオプティカルパッケージ基板の構造と特徴
2-2.アクティブオプティカルパッケージの要素技術
2-2-1.ポリマー光導波路
2-2-2.三次元マイクロミラー形成技術
2-2-3.ナノインプリント技術によるミラー形成技術
2-2-4.アクティブオプティカルパッケージの熱解析
2-3.WDMによるTbps級光リンクの展望
2-4.シリコンフォトニクス埋め込みパッケージによる広帯域光リンク実証
3.ポリマー光導波路の評価
3-1. 光電融合技術に向けたポリマー光導波路の設計と評価技術
3-1-1.必要な光学特性評価項目及び評価方法
3-1-2.ハイパワー光入力環境下での初期信頼性評価
3-2.ELSとポリマー光スプリッター回路を活用した広帯域光伝送の実証
4.まとめと今後の課題