非会員:
49,500円
(本体価格:45,000円)
会員:
47,025円
(本体価格:42,750円)
学生:
49,500円
(本体価格:45,000円)
会員受講料 46,170円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の24,300円)】
※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
※他の割引は併用できません
1.スケールアップトラブルの実例数個
・ラボとパイロット別実験になっている
・文献の方法を化学実験と思うと製造研究はできない。優秀なほど罠にはまるが優秀なほどうまくなる
・同じ事をすれば同じ結果
・スケールダウン法、トラブルの予測とトラブルの未然防止、トラブルの原因解明
2.技術のレベルアップには実験のスピードアップ
・管理者の腕(計画、分析機器の準備、中間体の手当)
・すべての結論は分析で行う。小さな実験
・数多くの正確な実験が技術の保証、レベルアップ、トラブル防止、ブレークスルーを実現させる
・そんなに大変ではないし、時間もかからないものである
3.私の考えた方法で、できない晶析はない
・滴下晶析は、結晶多形の出し分け、難濾過性改善、粒度分布コントロール
・30%晶析法は結晶多形出し分け、粒度分布コントロール、濾過性改善、いろいろな種類の結晶を得られる
・結晶を扱うのは生産性が悪くコスト高になる。晶析の省略は?
・結晶化のトラブルはラボ段階でのすでにトラブル、分からないのである
4.事故例(トラブル時対応策がないと事故になる)
・未反応の蓄積(大きな装置は冷却速度が遅い)
・誘導期のある反応(硝酸系、有機金属)
・爆発性の検証(DSC,ARC,雷管起爆試験、ガスビュレット)
・私たちが起こした物、新聞情報など、死亡事故だけは起こしてはいけない
・パイロット前、中間体、製品のDSCだけは取っておく。安全は製造研究の最大の目標
最後に
事故例以外は私が経験した物企業化したもので、現在でも操業されているものが多い。
トラブルも金がかかるが、事故はとてつもなく金がかかる。
その検討、対策はそんなに金はかからない。しておくべきである。
□質疑応答・名刺交換□