【触圧覚センサ】【すべり覚センサ】【近接覚センサ】などについてその基本原理、開発例や課題といった基礎知識を整理し触覚センサの応用事例や、新製法・新材料の利用や機械学習での利用など開発動向についてもご解説します。

*** 【近接覚センサ】非接触で対象物を検知し、形状・距離・傾きなどの姿勢をリアルタイムで把握できる ***
その工学的有用性に関心が集まっている【近接覚センサ】についてもご解説しますので
ご知見を深めたい方、情報収集をされたい方などぜひご受講ください!

▼ 触覚センサの大家でいらっしゃる講師が、丁寧にわかりやすく解説します ▼

触覚・近接覚センシングの基礎、開発動向と今後の展望【WEBセミナー】
~研究開発事例、技術課題とこれから期待される機能~

アーカイブ配信付

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
触覚・近接覚センシング【WEBセミナー】
セミナーNo.
st230112
開催日時
2023年01月26日(木) 13:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  35,200円 (本体価格:32,000円)
会員:  33,440円 (本体価格:30,400円)
学生:  39,600円 (本体価格:36,000円)
価格関連備考
定 価 :1名につき 35,200円(税込)
会員価格:1名につき 33,440円 2名の場合 44,000円、3名の場合 66,000円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※セミナー請求書は代表者のメールアドレスにPDFデータを添付しお送りいたします。
特典
・ アーカイブ(見逃し)配信付き
 視聴期間:終了翌営業日から7日間[1/27~2/2]を予定
  ※アーカイブは原則として編集は行いません。
  ※視聴準備が整い次第、視聴開始のメールご連絡をいたします。
備考
※資料付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
講座の内容
受講対象・レベル
・ロボットの開発者の方
・ロボットの産業応用などの利用者の方
※ご受講頂くにあたって、予備知識としてメカトロニクス関連の基本的知識があると好ましいです。
習得できる知識
・触覚センサの検出機能と特性
・各センサの長所と短所
・各種応用例に関する知見
趣旨
 触れることは、人間にとって最も基本的な動作であり、物を掴んだり操ったりする動作では触覚が重要な役割を果たしている。ロボティクス分野においては、例えば不揃いの果実をつぶさないようピックアップする動作などより高い機能や安全性を実現するためには、触覚は無くてはならないものである。また、ヒューマンインタフェースの手段としても、タッチパッドなどでの操作が当たり前となったように、より直感的で使いやすい情報機器の利用には触覚は必要不可欠である。
触覚センシングは、センサを用いて触覚・力覚などに関する情報を取得、計測する技術であり、医療・福祉、ロボティクス、ヒューマンインタフェースなどの分野で期待が大きい。一方で、触覚センシングの技術開発は、視覚、聴覚と比べて遅れている。これは視覚センサ(カメラなど)、聴覚センサ(マイクなど)が、検出器レベルの時代を過ぎ情報処理レベルの開発が主なのに比べ、触覚センサは検出器レベルの基礎研究が多く、最近応用への取り組みも並行して動き始めたためと考えている。
 講演では,これまでに開発された触覚センサについて,その検出機能と動作原理の基本を述べ,主にロボティクス関連を中心に各種応用への取り組みについて解説を行いたい。
プログラム

第1部 触覚センサの基礎
 
1.触覚センサの概要

 1.1 人間の触覚について
 1.2 触覚センサに求められる機能・特性
 
2.触覚の特徴は何か
 2.1 機能的特徴:接触による確認,見えないものの検出,原始感覚
 2.2 技術的難しさ:分布(配線,柔軟性),耐久性(接触),能動的(探索),多角的(多種類の検出器)
 
3.触覚センサの構成
 3.1 触覚センサの分類
  3.1.1 触圧覚センサ
  3.1.2 すべり覚センサ
  3.1.3 近接覚センサ
  3.1.4 温熱覚センサ他
 3.2 触覚センサ基本構成
  3.2.1 変換器,検出器,信号処理伝送
  3.2.2 変換方式(接触物理量→電気量)の種類
  3.2.3 配線方式と伝送方式の種類
 
4.触圧覚センサの原理と開発例
 4.1 電気抵抗方式
 4.2 静電容量方式
 4.3 光方式
 4.4 電荷方式
 4.5 磁気方式
 4.6 超音波方式
 
5.すべり覚センサの原理と開発例
 5.1 変位検出方式
 5.2 振動検出方式
 5.3 接触画像検出方式(固着領域,部分すべり領域)
 5.4 特異信号検出方式(高周波など)
 
6.近接覚センサの原理と開発例
 6.1 光反射光量方式(フォトリフレクタ)
 6.2 三角測量方式
 6.3 光/超音波の往復時間(TOF)方式
 6.4 静電容量方式
 6.5 渦電流方式

第2部 触覚センサの応用と展開
 
7.触覚センサの応用事例紹介

 7.1 触覚センサの事例
 7.2 近接覚センサの事例
 7.3 すべり覚センサの事例
 
8.触覚センサの研究開発動向
 8.1 新製法&新材料の利用
 8.2 モジュール化
 8.3 カメラモジュールの利用
 8.4 触・近接覚センサ
 8.5 機械学習での利用
 
9.触覚センサに望まれる機能について
 9.1 高感度,高空間分解能,高速性
 9.2 触·近接覚センシング
 9.3 自由曲面の被覆(伸縮性)
 9.4 その他(指先カバーの働きなど)
 
10.まとめ&参考文献

□ 質疑応答 □

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