拡大する陸上養殖市場。
”環境変動に強く安定供給ができる陸上養殖”の仕組みから、水処理・環境制御・飼育管理技術の基礎、
廃エネルギー活用や新規参入・ブランド化・流通戦略 などビジネスプラン構築までを徹底解説!

陸上養殖入門~産業の現状・飼育技術・新規参入の戦略~【WEBセミナー】
■ 主要魚種(トラフグ・サケ類・エビ類など)の養殖ポイントと収益性 ■
■ 廃工場・廃エネルギーの有効利用、再生可能エネルギーとの連携事例 ■
■ 新規参入に向けた設備・コスト・採算性・ビジネスプランの構築 ■

セミナー概要
略称
陸上養殖【WEBセミナー】
セミナーNo.
st251119
開催日時
2025年11月27日(木) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
東京海洋大学 海洋生物資源学部門 准教授 博士(水産学) 遠藤 雅人 氏
[ご専門] 水族養殖学、特に陸上養殖システム 
[HP] https://www.d-pam.com/kaiyodai/2413724/index.html?tm=1#target/page_no=11
東京水産大学水産学部資源育成学科を1998年に卒業後、東京水産大学大学院水産学研究科資源育成学専攻に進学し、2003年に博士(水産学)を取得した。その後、日本学術振興会特別研究員PDを経て、2004年に東京海洋大学海洋科学部助手に就任、2007年に同助教、2019年より同准教授を務める。
価格
非会員: 44,000円(税込)
会員: 42,020円(税込)
学生: 44,000円(税込)
価格関連備考
定 価 :1名につき 44,000円(税込)
会員価格:1名につき 42,020円 2名の場合 55,000円、3名の場合 82,500円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※請求書は主催会社より代表者のメールアドレスにご連絡いたします。
備考
製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定)
※講義中の録音・録画・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
講座の内容
受講対象・レベル
・魚介類の循環式飼育技術や水処理の原理を勉強したい方
・これから陸上養殖ビジネスに新規参入をお考えの方
・自社の資材や水処理他、モニタリング技術等の要素技術の製品化をお考えの方
・新事業、新ビジネス、廃工場・廃エネルギーの有効利用を模索している方 など
習得できる知識
・陸上養殖、特に循環式養殖の原理とその応用技術
・陸上養殖の現状と課題、将来性
・陸上養殖産業の動向、新規参入の考え方、ポイント
趣旨
 陸上養殖は水産物を工場生産できる唯一の養殖形態です。施設内で魚介類の生産が行われることから昨今の気候変動のリスクを回避しながら安定した生産が可能です。しかしながら、安定した生産環境を作り出すために多くのエネルギーを必要とします。このコストを環境制御による成長促進等で賄う必要があります。環境への物質排出も抑えることができ、廃棄物を回収し、肥料として利用することもできます。
また、生産技術や生産物の特徴を付加価値として捉え、ブランド化を進めるなど、高価格で取引可能な流通・販売まで含めた戦略が事業成立のカギとなります。生産企業数も増えてきており、今後の成長が期待される分野です。
 本セミナーでは飼育技術の原理から産業の現状と未来、新規参入の際のビジネスプラン構築のアイデアについてご紹介します。
プログラム

1.養殖の現状と課題
 1) はじめに
 2) 養殖とは
 3) 必要性
 4) 現状
 5) 問題点と方向性
  a) 問題点
  b) 方向性

2.陸上養殖
 1) 陸上養殖とは?
 2) 陸上養殖業の届出について
 3) 循環式養殖システム
  a) 歴史
  b) 原理
  c) 装置とその役割
  d) 環境制御技術
  e) 飼育管理項目
 4) 養殖魚介類の種類と養殖のポイント
   ~天然水域と陸上での養殖の比較~
  a) ヒラメ
  b) トラフグ
  c) クエ (ハタ類)
  d) 種苗生産
  e) エビ類
  f)  ティラピア
  g) サケ・マス類
  h) マサバ

3.陸上養殖への参入
 1) 経済性に基づいた計画・設備の考え方
 2) 陸上養殖のコスト
 3) 採算性
 4) 陸上養殖のビジネスチャンス
 5) ビジネスプランの構築 

4.これからの陸上養殖と今後の展望
 1) 再生可能エネルギー・廃エネルギーの利用
 2) 物質循環型養殖による水質汚濁物質・廃棄物の削減
 3) 地域産業との連携・ブランド化等    
 4)  IoT・AIの活用による効率化
 5) 今後の展望   

□質疑応答□

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