☆カーボンニュートラル実現へ向け、人工光合成によるグリーン水素製造が注目されています。
 本講座では、光触媒を用いた水素製造・CO₂資源化の技術進展と課題を整理し、実用化に向けた最新動向と産業応用の可能性を解説します。

人工光合成の最前線!光触媒による水素製造とCO₂資源化【アーカイブ配信】
~技術進展・課題・最新動向から産業化の展望まで~

本ウェブページは【LIVE配信(10/28実施)】を録画したアーカイブ配信の申込ページです。
視聴期間中は何度でもご視聴いただけます。

セミナー概要
略称
人工光合成【アーカイブ配信】
セミナーNo.
2510103A
配信開始日
2025年10月29日(水)
配信終了日
2025年11月05日(水)
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
東京理科大学 理学部第一部応用化学科 教授 理学博士 工藤 昭彦 氏
カーボンバリュー研究拠点 拠点長

【ご略歴・ご活躍】
1983.3 東京理科大学理学部第一部化学科卒業
1988.3 東京工業大学大学院総合理工学研究科電子化学専攻博士後期課程修了(理学博士)
1988.4 Univ. of Texas at Austin 博士研究員
1989.11 東京工業大学大学院総合理工学研究科電子化学専攻・助手
1995.4 東京理科大学理学部第一部応用化学科・講師
1998.4 東京理科大学理学部第一部応用化学科・助教授
2003.4~現在 東京理科大学理学部第一部応用化学科・教授
2022.1~現在 東京理科大学 研究推進機構 総合研究院 カーボンバリュー研究拠点 拠点長

カーボン・エネルギーコントロール社会協議会 共同代表
http://www.canapple.com

触媒学会 光触媒研究会 世話人
https://catsj.jp/contact/photocatalysis
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員の方あるいは申込時に会員登録される方は、受講料が1名49,500円(税込)から
 ・1名46,200円(税込)に割引になります。
 ・2名申込の場合は計49,500円(2人目無料)になります。両名の会員登録が必要です。
 ・10名以上で申込される場合は大口割引がございます。
  お気軽にメールでご相談ください。info@rdsc.co.jp
■会員登録とは? ⇒ よくある質問
備考
・配信開始日になりましたら、セミナー資料と視聴用URLをメールでお知らせします。
セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
人工光合成、水分解のための光触媒反応の基礎、応用例や研究動向を学びたい方。
初心者、経験者は問いません。
必要な予備知識
技術的な内容については、高校レベルの化学の基礎知識があると理解がスムーズです。
ただし、人工光合成の意義や社会的動向に関する内容は、専門知識がなくてもご参加いただけます。
習得できる知識
(1) 人工光合成、光触媒の基礎・応用や研究動向を理解することができる。
(2) 人工光合成による水素製造や二酸化炭素の資源化に関する論文、特許、実験結果を正しく評価できるようになる。
趣旨
 カーボンニュートラルの実現、さらには資源・エネルギー・環境問題の解決に向けた科学技術として、人工光合成が注目されています。近年では、政府関係の発表やマスコミでも、たびたび取り上げられるようになってきました。代表的な人工光合成の例としては、「水からグリーン水素を製造する」や、「水を水素源として二酸化炭素を資源化する反応」が挙げられます。この人工光合成技術の中でも、簡便かつ低コストが期待される「光触媒を用いた技術開発」が望まれています。光触媒を用いた人工光合成は、世界中で50年以上にわたり研究が続けられてきました。
 本セミナーでは、これまでにどのような研究がなされてきたのか、どこに課題があったのか、現在はどのような状況にあるのか、そして今後どのような取り組みが必要なのかを、正しく理解することを目的としています。また、光触媒を用いた水分解の原理といった基礎的な内容から、具体的な水分解光触媒系までを紹介します。
 これらを学ぶことにより、人工光合成研究の裾野がさらに広がり、新たな産業創成へとつながることを期待します。
プログラム

1.人工光合成研究の背景
 1-1 人工光合成とは、その意義と重要性
 1-2 クリーンエネルギーおよび化学工業における基幹物質としての水素
 1-3 水から水素を作ることの重要性
 1-4 光触媒を用いた水分解研究の歴史
 1-5 国内外の動向   
 1-6 ソーラー水分解水素製造最前線

2.光触媒を理解するための基礎
 2-1 バンド構造、電気化学の復習
 2-2 半導体光触媒を用いた水分解の原理・反応スキーム
 2-3 実験方法(合成法、キャラクタリゼーション 、活性評価装置)
 2-4 性能評価における留意するべきポイント

3.人工光合成光触媒の実際 (ケーススタディー:各種材料や測定法を学ぶ)
 3-1 金属酸化物および硫化物を用いた水分解光触媒系の具体例の紹介
 3-2 今後の課題

キーワード
人工光合成,光触媒,グリーン水素,エネルギー,カーボンニュートラル,セミナー
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