スラリー・分散の基礎とセルロースナノファイバーの分散剤への応用

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セミナー概要
略称
スラリー・分散
セミナーNo.
cmc160703
開催日時
2016年07月28日(木) 13:00~17:00
主催
(株)シーエムシー・リサーチ
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  48,888円 (本体価格:44,444円)
会員:  48,888円 (本体価格:44,444円)
学生:  48,888円 (本体価格:44,444円)
価格関連備考
48,000円(税込) ※資料代含
講座の内容
趣旨
 弊社では、ナノセルロース/セルロースナノファイバーに注目し関連の書籍を発行しセミナーを開催している。今回は、セルロースナノファイバーのもつ「物理分散能」に注目した。セラミックスなどのものづくりの現場では、如何にスラリーを制御するか、どのように分散剤を使いこなすが重要である。一般的な分散剤は界面活性剤であるが、物理分散能を示すものもあり、セルロースナノファイバーは、その1つかと考えられる。
 固液分散系スラリーは、セラミックスやリチウムイオン電池などの他、製薬、食品など幅広い分野で応用されている。当該セミナーでは、スラリー・分散の基礎(原理、評価法など)を体系的に、多様なスラリー作成や制御の方法を幅広く紹介し、物理分散能に関する基礎と一般的な事例も紹介する。さらに、ユニークな具体的事例として、界面活性剤とは異なる分散機構をもつセルロールナノファイバーの事例をメーカーの研究者よりご紹介いただく。
 セルロースナノファイバーにご興味がある方はもちろん、スラリーの基礎を学びたい方にもおすすめのセミナーである
プログラム

1.スラリーの基礎と応用

13:00~16:00

1.イントロダクション
 (1)なぜスラリーが必要なのか?
 (2)スラリー評価の前に考えるべきこと
2.粒子の分散・凝集を支配する要因
 (1) DLVO理論
 (2) 非DLVO力
 (3) スラリー評価の必要性
3.粒子の分散・凝集評価方法
 (1) 重力沈降・遠心沈降法
 (2) 沈降静水圧法
 (3) 浸透圧測定法 ~ナノ粒子スラリーの評価法~
 (4) 直接観察法
4.スラリーの流動性評価と分散・凝集
 (1) 流動曲線
 (2) 粒子分散・凝集状態との相関
 (3) 流動性から分散・凝集状態を予測する上での注意点
5.スラリー評価の実プロセスへの応用例
 (1) チウムイオン電池正極材料スラリー ~微粒子&添加剤ネットワークによる大粒子の沈降抑制~
 (2) その他の応用例
 

2.セルロースナノファイバーの分散剤への応用

16:10~17:00

1.第一工業製薬の紹介
2.既存の増粘・分散剤の種類と機能
3.セルロースナノファイバーからなる増粘・分散剤の調製
4.セルロースナノファイバーからなる増粘・分散剤の粘度挙動
5.セルロースナノファイバーからなる分散剤の応用特性
6.セルロースナノファイバーからなる分散剤の応用例
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