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医療現場の生の声から潜在ニーズを探る!

変形性関節症の病態・最新の知見と臨床現場が臨む新薬像【大阪開催】

~薬剤開発における最大のツールである「疾患マーカー」の問題点への対応とは~

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セミナー概要

略称
変形性関節症【大阪開催】
セミナーNo.
180613  
開催日時
2018年06月08日(金)13:00~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
滋慶医療科学大学院大学 9F 講義室1
価格
非会員: 49,980円(税込)
会員: 47,250円(税込)
学校関係者: 10,800円(税込)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名様申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
備考
資料付き

講座の内容

趣旨
超高齢社会を迎え,変形性関節症(osteoarthritis, OA)は大きな社会的問題となっている.疼痛の原因として,軟骨の摩耗が挙げられてきた.運動器疾患ゆえ,生命予後にまで影響を与えないとも考えられてきた.臨床現場では,関節痛が最大の愁訴であるため,非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)が処方され,無効例には人工膝関節置換術(Total knee arthroplasty, TKA)が勧められてきた.最近の研究で,NSAIDsの長期処方が心事故の原因となることが示唆された.さらに,欧米を中心とした爆発的TKA症例増加を契機に,TKAの反省が生まれてきた.すなわち,術後に残る膝関節痛の問題である.
現場が望むことは,OA進行を抑制(修飾)する新規薬剤Disease Modifying Anti-OA Drugs (DMOADs)の開発である.ヒアルロン酸に代表される関節内注入療法に,その効果が期待された.しかしながら,各OA治療ガイドラインの記載には不一致が認められる.さらに薬剤開発における最大のツールである「疾患マーカー」の問題もクリアされていない.OAは従来肥満を基とする,関節に対する機械的負荷が最大の原因とされてきた.しかし,近年の研究は,「慢性炎症」がその基盤であることを明らかにした.このパラダイムシフトに伴い,DMOADs開発戦略や臨床治験の進め方に変更が余儀なくされた.
最近の流行は,ロコモティブシンドロームに代表される運動療法に向かいつつある.近年OAそのものが,メタボリックシンドロームの一部と考えられるようになり,改めて運動療法と慢性炎症の関係が注目されるようになった.
最近,再生医療の有用性が喧伝されている.OAの領域でも,軟骨欠損に対する間葉系幹細胞移植が広く行われてきた.その問題点を解説するとともに,胚性幹細胞やiPS細胞の将来性に言及する.
本講演では,これらの最新の知見をふまえ,臨床現場からの要望にこたえる新薬開発のヒントを提供したい.
プログラム
 1.はじめに
  1-1 変形性関節症(OA)の症状,診断,評価法
  1-2 有病率(市場)
 2.現場の誤解
  2-1 軟骨が減るから痛い 
  2-2 遺伝疾患である
  2-3 命まで取られない
 3.新薬開発のヒント
  3-1 現場が望むこと
  3-2 消炎鎮痛剤の現状
  3-3 パラダイムシフト
 4.ガイドライン
  4-1 その問題点
  4-2 グルコサミンの敗北
  4-3 ヒアルロン酸の立ち位置
 5.人工膝関節置換術(TKA)の反省
  5-1 急増するTKA(海外の現状)
  5-2 術後に残る膝関節痛
  5-3 オピオイドという「麻薬」
 6.新たな薬剤DMOASsへの挑戦
  6-1 ADAMs阻害剤の足跡
  6-2 関節マーカーの現状
  6-3 動物実験の位置づけ
  6-4 現在進行中の治験
 7.治験デザインの工夫
  7-1 Flair upという魔物
  7-2 プラセボとの戦い
 8.最近の流行
  8-1 運動療法の再興
  8-2 行動認知療法が流行る理由
  8-3 続ける工夫:遠隔診療
 9.再生医療の黎明
  9-1 間葉系幹細胞の隆盛
  9-2 iPS細胞は何処までとどく
 10.未来に向かって

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