☆材料/装置/細胞培養/機能評価/輸送/移植/治療評価など、様々な部門の方に!
バイオマテリアルを利用した
再生医療の最前線と今後の動向/事業化の方向性【大阪開催】
~細胞能力を高める医療の実現~
※会場ではなくオンラインで受講したい方はこちらからお申し込みください。
※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら
セミナー概要
- 略称
- 再生医療開発【大阪開催】
- セミナーNo.
-
210350
- 開催日時
- 2021年03月01日(月)13:00~16:00
- 主催
- (株)R&D支援センター
- 問い合わせ
- Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
- 開催場所
- 大阪産業創造館 5F 研修室B
- 価格
- 非会員: 49,500円(税込)
会員: 46,200円(税込)
学生: 11,000円(税込) - 価格関連備考
- 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
会員登録とは? ⇒ よくある質問
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。また、当日学生証をご持参ください。 - 備考
- 資料付
講座の内容
- 受講対象・レベル
- 医療機器、ドラッグデリバリーシステム(DDS)、バイオマテリアル、バイオテクノロジー、再生医療に興味をもつ大学・企業研究者、初級者にもわかりやすく解説する予定である。
対象となる業種;
細胞の周辺環境を作り与えるための材料・技術・装置をデザイン・創製する企業
@ 材料(高分子、セラミクス、金属、複合体など)
@ 薬(低分子、タンパク質、ペプチド、糖など)
@ 材料加工(印刷、繊維、レーザーなど)
@ 装置(機械、光学、電気、半導体、制御など)
再生医療周辺企業(消耗品、サービス)
細胞培養、機能評価、保存、輸送、移植、治療評価(イメージング)など - 習得できる知識
- バイオマテリアルが包括する研究分野と再生医療の定義(日本と海外の違い)を学ぶとともに、再生医療の世界動向と最先端技術、および今後の再生医療研究と事業化の方向が理解できる。
- 趣旨
- バイオマテリアル(生体材料)に対する一般的なイメージは、治療に用いる医療材料や人工臓器、あるいは薬物の活性を高めるドラッグデリバリーシステム(DDS)ための材料である。しかし、バイオマテリアルは、この2つの研究分野だけにとどまるのであろうか。バイオマテリアルとは、体内で用いる、あるいは細胞、タンパク質、核酸、細菌などの生物成分と触れて用いるマテリアルである。この定義からすると、バイオマテリアルは、もっと広い領域に展開できるポテンシャルをもっている。その代表例の1つが、バイオマテリアルの再生医療への応用である。
再生医療とは、体本来のもつ自然治癒力を介して病気を治す医療である。その基本概念は、自然治癒力の基となる細胞の増殖、分化能力を利用することである。再生医療の基本アイデアは、体本来のもつ自然治癒力を高め、病気を治すことである。この自然治癒力のもとが細胞の増殖、分化(成熟して生物機能をもつこと)能力(細胞力)であり、これを高めることが大切である。生体組織は細胞とその周辺環境からなっている。周辺環境をわかりやすく説明するために、細胞をからだに例えてみる。いかに丈夫なからだをもっていても、家や食べ物がなければ弱ってしまう。これと同じことが細胞にもあてはまる。つまり細胞の機能を効率よく発揮させるためには、バイオマテリアル技術を活用して細胞に家や食べ物など周辺環境を作り与える、細胞を元気付けることが必要となる。
再生医療は再生治療と再生研究からなる。再生研究とは、細胞力とは何かを調べる基礎生物医学研究や細胞力を高めるための食べ物を開発する創薬研究などであり、細胞力を活用した治療が再生治療である。このいずれに対しても、細胞の周辺環境を作り与えるための、もの作り技術が不可欠となっている。細胞の家に当たる培養基材や足場、細胞の食べ物に当たるタンパク質や糖、それらを細胞に運ぶためのドラッグデリバリーシステム(DDS)、細胞培養、細胞の機能改変、細胞移植支援などはもの作り技術によってのみ実現される。よい細胞が入手可能となった現在、再生医療の事業化には、細胞力を高めるための細胞周辺環境もの作り技術にフォーカスすべきである。
本講演では、細胞周辺環境からみた再生医療(再生治療と再生研究)のオーバービューを行うとともに、再生治療と再生研究(細胞研究と創薬研究)におけるバイオマテリアル技術の重要性と必要性について議論したい。加えて、再生医療分野の研究と事業化の今後の方向性についても言及する。 - プログラム
1.バイオマテリアルの定義と具体例
2、再生医療の定義(再生治療と再生研究)
2-1 再生治療とは
2-2 再生研究(細胞研究と創薬研究)とは
3、再生医療の4本柱(細胞移植、組織工学、遺伝子治療、創薬研究)とは
4、細胞移植を用いた再生治療
4-1 対象細胞の種類
4-2 細胞移植再生治療の具体例と問題点
5、組織工学を用いた再生治療
5-1 組織工学とは
(バイオマテリアルを用いた細胞周辺環境作り材料技術)
6、組織工学を用いた再生治療
6-1 組織工学の種類
6-2 組織工学再生治療の具体例と問題点
7、再生医療の中の遺伝子治療
8、再生研究
8-1 組織工学を用いた細胞研究の具体例と問題点
8-2 遺伝子を用いた細胞の機能改変技術
8-3 細胞と組織工学を用いた創薬研究
9、再生医療の世界動向と再生医療事業化の方向
10、 まとめと今後の再生医療研究に向けて
- キーワード
- 再生医療,バイオマテリアル,組織工学,遺伝子,細胞,セミナー,研修,講習会
関連するセミナー
-
03/01 バイオマテリアルを利用した
再生医療の最前線と今後の動向/事業化の方向性【LIVE配信】 - 03/02 医薬ライセンスのデューデリジェンス入門講座【LIVE配信】
- 03/05 炎症性腸疾患における診療・開発動向と診療現場より期待される新薬像【LIVE配信】
- 03/05 炎症性腸疾患における診療・開発動向と診療現場より期待される新薬像【大阪開催】
- 03/16 点眼剤における製剤設計とスケールアップ/製造のポイント【LIVE配信】
- 03/17 ペプチド医薬品原薬の製造プロセス開発とスケールアップの留意点【LIVE配信】
-
03/19 かゆみの診断・治療の現状をふまえた
臨床現場が求める新薬像と治療薬開発動向【LIVE配信】 - 03/19 欧州体外診断用医療機器規則(IVDR)の要求事項と対応ノウハウ【LIVE配信】
- 03/22 求められる生体材料の表面特性とその処理法および生体適合性評価法【LIVE配信】
関連する書籍・DVD
- 特許情報分析(パテントマップ)から見た医療機器(A61)におけるAI、IoT、ロボット(自動化、無人化)化技術
- 米国での体外診断用医薬品の開発/審査対応 実務集
- 特許情報分析(パテントマップ)から見た再生医療〔2020年版〕
- 特許情報分析(パテントマップ)から見た介護用装置
- 特許情報分析(パテントマップ)から見た非侵襲性血液検査
- 特許情報分析(パテントマップ)から見た心臓医療装置
- 特許情報分析(パテントマップ)から見た手術支援ロボット
- 特許情報分析(パテントマップ)から見た遺伝子治療
- 特許情報分析(パテントマップ)から見た血圧計
- 特許情報分析(パテントマップ)から見た医療機器〔2018年版〕