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※10名以上で受講される場合は大口割引(総額220,000円~)あり。社員教育にご活用ください。

クリーンルームにおけるゴミ・異物の見える化と静電気対策【LIVE配信】
 
~現場で即役立つクリーンルームの維持管理について基礎からわかりやすく解説!~

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セミナー概要
略称
クリーンルーム【WEBセミナー】
セミナーNo.
210807
開催日時
2021年08月26日(木) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員の方あるいは申込時に会員登録される方は、受講料が1名55,000円(税込)から
 ・1名44,000円(税込)に割引になります。
 ・2名申込の場合は計55,000円(2人目無料)になります。両名の会員登録が必要です。
 ・10名以上で申込される場合は大口割引(総額220,000円~)があります。
  お気軽にメールでご相談ください。info@rdsc.co.jp

会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
持参物
受講にはWindowsPCを推奨しております。
タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
備考
・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーとなります。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
(1)クリーンルーム環境での、製造業務に携わり2~3年の若手エンジニアや新人の方
(2)クリーンルーム環境での、製造に携わり、現場キーマンをめざす方、中堅、新人の方
(3)これから異物対策に携わる管理・監督者の方
(4)ゴミ・異物不良でお困りの方
必要な予備知識
(1)この講義を受講のために、事前知識や準備は必要ありません。
(2)初心者・新人の皆さんにも理解できる様、資料にも工夫しております。
(3)実際の写真や動画を随所に挿入し、分かり易く解説いたします。
(4)現在抱える課題・疑問等があれば、事前もしくは当日ご紹介いただければ、講義の中で事例研究として展開させていただきます。
習得できる知識
(1)クリーンルーム環境の管理手法と実務(清掃のあり方と方法)
(2)ゴミ・異物の見える化手法と粗大粒子の捉え方と数値管理法
(3)防塵衣のあり方と管理、防塵衣の選定方法、等
(4)ゴミ・異物対策を進める上での静電気対策の考え方
(5)その他(クリーン化技術全般に渡る知識、事例紹介)
趣旨
 「クリーンルームは管理無ければ只の箱」と言われます。その管理の基本『クリーン化の四原則』を明確にし、対象となるエリア「加工点」「保管場所」「搬送系」の3点を対象に、清掃を含めて、いかに効率的にかつ効果的な管理を行うのかを、いくつかあるクリーンルームの形態毎に、不良につながる可能性状態を動画や写真でご紹介し、効果的な管理につながる手法を明らかにしていきます。
 ・クリーンルーム環境で製造をしていても、異物不良が発生して困っています。
 ・クリーン度の数値は規格内にあり問題ないのに、異物不良が多発して悩んでいます。
 こうした声を多く聞く様になりました。これは、自工程で不良につながる粒子径や様態を確実に掴んでいないこと。また、パーティクルカウンターに頼った微粒子管理を優先していることが、要因として考えられます。
 5~10~100μmと言った『粗大粒子』にも着目し、ゴミ・異物の見える化手法やパーティクルカウンターでは、計測し難い粒径や様態の検出手法・数値管理方法を述べて参ります。また、ゴミ・異物管理~対策において避けて通れない「静電気」にも目を向けて管理手法・対策手法を明らかにして参ります。
 現場に戻り、即役立つ情報・技術・管理手法等を分かり易くご説明致します。ご質問や疑問点があるときは、質疑応答時間若しくは 終了後メールにてお寄せください。多くのご質問をお待ちしております。一緒に考えて解決して行きましょう。
プログラム

1.クリーン化の基礎知識
 1-1 なぜ、クリーン化が求められるのでしょうか。
 1-2 クリーンルームの導入効果とは
 1-3 加速するクリーン化の要求
 1-4 ものづくり環境はどうあるべきなのか。
 (1)良い清浄環境とは?良い製造環境とは?
 1-5 クリーン化技術関連マップの解説
 1-6 クリーンルームの目的とは
 1-7 クリーンルームの活用事例
 1-8 クリーンルームの分類
 1-9 クリーンルームのはじまり~歴史
 1-10 クリーンルームの定義
 1-11 クリーンルーム環境の留意点
 1-12 クリーンルームの方式と特徴
 1-13  2つの清浄化メカニズム
 1-14  HEPA/ULPAフィルターとは
 1-15 エアーフィルターの捕集原理と捕集効率
 1-16 なぜ、クリーン化四原則なのか
 1-17 クリーン度の表し方/クラス比較
 1-18 クリーンルームの日常管理  等

2.クリーンルームの清掃と見える化機器の活用管理
 2-1 クリーン化における清掃は技術として捉えよう
 2-2 この差ってなんですか?:掃除と清掃の違いって分かりますか。
 2-3 クリーンルームの清掃の目的と意義
 2-4 「3つ」の管理POINTと標準化:いつ?誰が?どうやって?
 2-5 生産環境における清浄化対象箇所
 2-6 清掃はいつやるのが良いのか? 始業時?終業時?昼休み前後?
 2-7 クリーン化の四原則における清掃の位置付け:除去/排除する
 2-8 クリーンルームの占有状態と言う捉え
 2-9 清浄化の重点箇所と留意点:加工点/保管場所/搬送系
 2-10 「見える化機器」の活用法
 2-11 なぜ、見える化が必要なのか
 2-12 気流の可視化も重要。:浮遊異物は気流によって運ばれる。
 2-13 クリーンルームの清掃方法
 (1)清掃作業員の適正化も大切
 (2)清掃方法の分類と方法:その1 日常/定期/特別と言う捉え
 (3)清掃方法の分類と方法:その2 簡易/普通/精密と言う捉え
 (4)清掃方法に関する留意事項:清掃し易い環境をつくる etc
 (5)清掃の手順はどうするのか。
 (6)清掃資材の汚れ状態も確認しよう
 (7)清掃用具類のあり方
 (8)清掃方法の効果と比較
 (9)静電気による粒子付着に対する清掃POINT
 (10)粘着マットの剥がし方にも注意を!  等

3.防塵衣の管理と身近な発塵源と発塵対策
 3-1 なぜ、防塵衣を着るのでしょうか。
 3-2 防塵衣の適正化に取組む各メーカー
 3-3 人間の動作と発塵量
 3-4 クリーンルーム内のゴミ・異物の割合は?
 3-5 皮膚からの発塵の抑制の考え方
 3-6 防塵衣に求められる性能
 3-7 織り込み導電繊維の効果って知ってますか。
 3-8 防塵衣の性能を発揮するには?
 3-9 防塵衣着用時の発塵機構を知ろう。
 3-10 動作発塵評価 3事例ご紹介
 3-11 ポンピング発塵データご紹介
 3-12 評価環境と機器類とは
 3-13 防塵衣クリーニングのあり方:専用クリーニング
 3-14 身近な発塵源と発塵対策:粗大粒子の捉え
 (1)身近な発塵源の状況可視化:動画でご紹介
 (2)クリーンルーム内で使用する資材の評価と評価方法/データ
 (3)粗大粒子と言う捉え
 (4)クリーンルームの中には、5μm以上の異物はないのでしょうか。
 (5)自工程で不良につながる異物粒径を知ろう
 (6)粗大粒子による影響が大きい
 (7)粗大粒子が原因となった不良事例 3点
 (8)JISによる粒子の分類と定義
 (9)微粒子と粗大粒子の挙動/振る舞いの違い
 (10)気中パーティクルカウンターの特性
 (11)パーティクルカウンターの吸引量による違いを知ろう
 (12)ゴミ・異物の大きさと挙動の認識(鉄1㎏と綿1㎏どっちが重い?)
 (13)粗大粒子対策は換気回数を上げても、減少しない。
 (14)粗大粒子は見える化出来る!
 (15)粗大粒子の見える化から数値化/数値管理法
 (16)ISO-14644シリーズ
 (17)ISO-14644-9表面清浄度規格:SCP規格
 (18)ISO準拠 粗大粒子測定器:落下塵カウンターの概要  等

4. クリーン化・異物対策における静電気対策  
 4-1.なぜ、クリーン化において、なぜ静電気に注力しなければいけないのか?
 4-2.静電気(実態)3つの原則
 4-3.静電気の基本 
  (1)発生原理
  (2)測定方法:測定機器を正しく使う
 4-4.静電気対策3つの原則
  (1)対策機器・対策用品は納得して使う
  (2)作業マナーも立派な静電気対策
  (3)考えて接地する。
    :静電気対策の考え方
    :イオナイザーの種類と除電メカニズム
    :放電針の発塵現象
    :イオナイザーの管理項目と頻度
 4-5.静電気は湿度に弱い?! 湿度と静電気の発生
 4-6.静電気対策は費用が掛かる?
    :どこまで対策にこだわるのか?
 4-7.対策方法事例紹介
    :良い事例&悪い事例
 4-8.後戻りしない対策のあり方
    :まとめ

【質疑応答】

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