造粒・打錠プロセスの基礎とトラブル対策
・スティッキング等の打錠障害の改善法
・効率的なスケールアップの進め方

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
造粒・打錠
セミナーNo.
141219
開催日時
2014年12月12日(金) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
江東区産業会館 第6展示室
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食・資料付
講座の内容
趣旨
 錠剤化において、重要な製剤技術は造粒、粉体の圧縮等である。本講演では、造粒および打錠、それぞれのプロセスに分けて、各工程における製剤化技術の基礎とトラブル対応に関して解説する。造粒工程で、原薬物性に適した造粒法、原薬物性の改質、攪拌造粒および流動層造粒のメカニズムとそれぞれの造粒法における事例。打錠工程では、粉体の圧縮メカニズム、キャッピングおよびスティッキング機構、それぞれの評価法とその改善法。また、造粒および打錠プロセスのスケールアップとその問題点とその対策、さらに、効率的なスケールアップの進め方についても触れたい。
プログラム

第1章 「造粒プロセスの基礎とトラブル対策」

1.原薬物性に適した造粒法
2.原薬物性の改質
3.打錠用顆粒として適正な造粒法
4.PL 値(可塑限界)とは?
5.攪拌造粒のメカニズムと攪拌造粒の事例
6.流動層造粒のメカニズムと流動層造粒の事例
7.パルス流動層造粒乾燥装置の構造と事例
8.乾式造粒の概要とトラブル対策
9.打錠用顆粒製造におけるスケールアップでの問題点
 ・スケールアップにおける攪拌造粒での最適添加水分量
 ・スケールアップにおける流動層造粒での最適噴霧液速度
 ・流動層造粒における局所での濡れ
 ・流動層造粒における含量均一性の確保
10.小型機での操作条件を大型機に適応する場合
 ・攪拌造粒のスケールアップ
 ・流動層造粒のスケールアップ
 ・乾式造粒のスケールアップ
 

第2章「打錠プロセスの基礎とトラブル対策」

1.原薬(粉体)の圧縮メカニズム
2.原薬(粉体)の圧縮性評価
3.打錠で要求される要素と要因
4.キャッピングの機構および評価法とその改善方法
5.スティッキングの機構および評価法とその改善方法
6.打錠特性の予測(粉体の成形性および打錠障害の発生の可能性を予測)
7.打錠用杵臼の維持管理
 ・杵臼の管理
 ・杵臼の損傷
 ・杵の耐圧性
 ・打錠機の圧縮本圧ロールの交換時期
8.攪拌造粒の打錠障害に関係する留意点と対応策
9.流動層造粒の打錠障害に関係する留意点と対応策
10.直接打錠法および湿式打錠法での賦形剤の選択
11.結合剤、崩壊剤および滑沢剤選択のポイント
12.結晶セルロースについて
 ・低成形薬物の直打
 ・低流動性・低成形性薬物の直打
 ・打圧低減の応用例
13.外部滑沢打錠法の概要
14.滑沢剤混合におけるスケールアップでの問題点
15.滑沢剤混合時間の決め方
16.有核打錠機の概要
17.打錠におけるスケールアップでの問題点
 ・長時間運転によるキャッピングの発生
 ・スケールアップによる滑沢剤量の影響
18.小型機での操作条件を大型機に適応する場合
 ・打錠機の回転数の設定

【質疑応答・名刺交換】

関連するセミナー
関連する書籍
関連するDVD
関連する通信講座
関連するタグ
フリーワード検索