ほとんど数式を用いずに、粘弾性の基礎をわかりやすく解説!射出成形、ブロー成形、発泡成形、真空成形などの各成形加工のレオロジーについても触れていく!

高分子粘弾性と成形加工レオロジー入門講座【大阪開催】

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セミナー概要
略称
高分子粘弾性【大阪開催】
セミナーNo.
160334
開催日時
2016年03月11日(金) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
ドーンセンター 4F 中会議室2
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食・資料付
講座の内容
受講対象・レベル
高分子の成形加工に関する業務の初級者から中級者の方々
 
習得できる知識
 成形加工の技術者・研究者として、業務に使えるレオロジー(変形・流動・粘弾性)。高分子の粘弾性と関連して成形加工を考えられる基礎知識。
 
趣旨
 ほとんど数式を用いずに、高分子の粘弾性と代表的な成形加工法のレオロジーをわかりやすく説明する。高分子の分子運動と粘弾性の関係をやさしく述べ、成形加工性との関連を明らかにする。射出成形におけるキャビティー内の流動と高分子の配向・伸長と緩和、高分子の伸長挙動(伸長粘度)とブロー成形・発泡成形・真空成形性の関係、結晶化を伴うフィルム・キャスティングなどをわかりやすく述べる。射出成形については、メルトフロントやウェルド部におけるガラス繊維や炭素繊維の配向・分散の3次元観察(X線CT)の結果も示す。
 
プログラム
1.高分子粘弾性の基礎
  1-1.応力とひずみ:力と応力の違い、変位・伸びとひずみの違い
  1-2.せん断速度:速度とせん断速度の違い
  1-3.粘度:せん断速度・温度・分子量・分子量分布による変化
  1-4.弾性率:時間・ひずみによる変化、高分子の緩和弾性率の例
  1-5.粘弾性:周波数・温度による変化、高分子の貯蔵・損失弾性率の例
  1-6.強度:高分子と繊維充填系(固体)の引張強度と曲げ強度
2.高分子の変形・流動と成形加工
  2-1.弾性と成形加工:高速流動と弾性、弾性の必要・不必要性
  2-2.高分子の弾性の評価法
  2-3.せん断流動における高分子の配向と伸長
  2-4.第1法線応力差とダイスウェル(バラス効果)の関係
  2-5.4つの変形様式と関連粘度:せん断、一軸・二軸・平面伸長
3.射出成形のレオロジー
  3-1.スクリュー溝:けん引流と圧力流
  3-2.キャビティー内: 速度分布と流線、ファウンテン・フロー
  3-3.保圧・冷却過程における緩和と配向変化
  3-4.成形品の厚み方向の配向度分布:高分子と繊維の配向
  3-5.メルトフロントとウェルド部におけるガラス繊維の配向:X線CT観察
  3-6.ウェルド部における炭素繊維の配向:X線CT観察
4.ブロー成形のレオロジー
  4-1.ダイレクト・ブローの成形プロセス
  4-2.パリソン長の予測
  4-3.パリソンの拘束膨張
  4-4.伸長粘度の立ち上がりと偏肉抑制の関係
  4-5.低密度ポリエチレンの一軸・二軸伸長粘度とブロー成形性
5.発泡成形のレオロジー
  5-1.押出発泡成形:化学発泡と物理発泡・超臨界発泡
  5-2.長鎖分岐高分子の一軸・二軸伸長粘度と発泡成形性 
6.真空成形(熱成形)のレオロジー
  6-1.成形プロセス
  6-2.(超)高分子量成分を添加した場合の一軸伸長粘度と真空成形性
7.フィルム・キャスティングのレオロジー
  7-1.ポリプロピレンのフィルム・キャスティング
  7-2.ポリプロピレンの流動誘起・非等温結晶化、結晶化度

[質疑応答・名刺交換・個別相談]
キーワード
樹脂、プラスチック、ゴム、粘弾性、レオロジー、レオメータ、測定、解析、評価、研修、セミナー
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