2020年08月28日(金)
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よくある質問
■ 学生価格は、教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。
また、当日学生証をご持参ください。
15名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
モータ関連の設計者、技術営業、品質管理、ユーザー、大学、高専等の教員、研究者
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
磁気回路計算が電卓で可能になる。
小形モータの原理、構造、特性、特徴、等がよく理解できる。
電卓で、小形モータの設計ができるようになる。
既存のモータの特性(速度ートルク特性等)が計算・作図できる。
最近の大学の技術系講座では、電気機械、回転電機の電気磁気学に基づく講座が激減しており、PC演算解析、シミュレーションに偏重した傾向がみられる。理工学部学生はモータの理論原理を十分に理解しないまま、解析ソフトに頼る傾向が見られる。またメーカー入社後モータの設計に従事しても、いきなり磁場解析ソフトで実務に入るものの中には、数年を経過しても、モータの「トルクvs速度曲線」の発生メカニズムを理解できない者も多い。これでは新製品開発時やトラブル対策時に先を見通せず、応用力を欠いた技術者と言わざるを得ない。そして必要以上のパラメーターを投入した腕力と時間を多用したシミュレーションに頼るようになる。
本稿では、この点に鑑みて、モータの基礎理論、各種モータの特徴、設計法計算法、を分かりやすく、丁寧に課題演習を交えて解説する。
モータの設計計算は、各種モータに合わせて実用的な数式の誘導法を教授する。次に磁束を簡易法でありながら精度を高く求める、電卓で行う内容としてある。エクセル計算にも適している。この方法をマスターすれば、DCモータやブラシレスモータの「トルクvs速度曲線」なども簡単に作図できるようになる。複雑なHB型ステッピングモータやアキシャルギャップモータも簡単な等価回路でトルクを数値計算でき、所望のモータ設計ができるようになる。
また筆者が発明したアキシャル立体ギャップモータを圧粉鉄心でインホイール化したEV車の走行も紹介する。
これら手法を習得してから、実務でPC磁場解析ソフトを使えば、応用力を有した技術者となり得ると確信する。またモータ設計開発職のみに限らず、品質管理、営業技術職でも、本稿の内容の知識は必要かつ有益であると確信する。
講師は40数年間、モータメーカーでの開発設計と、並行して大学での電気機器学の教鞭の経験を有して、多数の発明特許取得の経験も有する。
これらの実務と教師の経験を活かして、分かりやすくて、すぐに実務に役立つ内容になるように、講義をするものである。
また筆者らが考案した、アキシャル立体ギャップ型ブラシレスDCモータを搭載したEV車の駆動動画も紹介する。
1.回転機設計に必要な理論と知識
1-1.磁気回路の基礎
1-2.磁気回路と諸要素
1-3.永久磁石の動作点
1-4.永久磁石(種類、使用法、着磁法)
1-5.簡易設計法と起磁力方程式
2.実用的な各種モータ設計法
2-1.DCモータ その1(2極7スロット)
2-2.DCモータ その2(4極12スロット)
2-3.BLDCモータ(10極12スロット、アウターロータ)
2-4.BLDCモータ(14極12スロット、インナーロータ)
2-5.SRモータ(4極6スロット、インナーロータ)
2-6.アキシャルギャップBLDCモータ(14極12スロット)
2-7.世界初、アキシャル立体ギャップBLDCモータ(4極6スロット)
2倍トルク化設計
2-8.アキシャルギャップSRモータ(4極6スロット)
2-9.鉄損と効率の計算法
3.実用的なHB型2相ステッピングモータの設計法
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