日常管理の事例から実施する上の問題点と注意事項を解説!
許容基準設定の考え方、正しく測定するための抽出法、試験法バリデーション、残留物を低減する方法についても解説!
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EO滅菌
1.はじめに(滅菌関連の定義について)
1.1 製品の無菌性保証とは?(バリデーションの必要性)
1.2 バイオバーデンと無菌性保証
2.法規制(滅菌バリデーション基準、ISO規格、JIS規格)
3.滅菌法の選定における問題点と対策
3.1 各滅菌法の特徴比較
3.2 滅菌法の選定に係る法規制
3.3 滅菌委託受託の場合の注意点
3.4 滅菌規格の設定根拠と設定時の問題点
4.滅菌バリデーション概念と基礎知識 (バリデーション計画書、報告書事例紹介)
4.1 滅菌作用、滅菌設備と滅菌条件設定
4.2 製品ファミリー、処理カテゴリーの考え方と製品定義
4.3 滅菌バリデーション(IQ、OQ、PQ実施事例)
4.4 日常管理とプロセスの有効性維持
5.滅菌における問題点
5.1 変更管理と再検証の必要性(OQ、PQ、バイオバーデン測定、回収率)
5.2 PCDの利用と管理方法
5.3 定期監査、再バリデーション不適合時の無菌性保証の考え方
5.4 包装による滅菌抵抗性増加事例と対処方法(包装方法、嫌気包装)
5.5日常滅菌条件逸脱時の製品無菌性保証の方法(D値、Z値)
5.6 滅菌工程の改善(滅菌時間削減、滅菌温度の均一化、滅菌線量 低減と各々のメリット
EO残留物測定
1.EOの医用材料への作用
浸透性(透過性)、吸着性、反応性
2.EOの毒性と滅菌法規制
3.医療機器のカテゴリー分類
4.EO残留物許容限度と許容限度値の設定根拠(毒性データ)
許容限度値、小児使用について、EGについて
5.EO/ECH残留物測定事例紹介(GC法)
・サンプリングと測定頻度、抽出条件
・測定法事例紹介(使用カラム、標準品、GC分析条件 ヘッドスペース法、溶媒抽出法)
・残留量計算(未検出の考え方)
・試験法バリデーション
6.EO残留減衰曲線による製品出荷
7.EOの残留性と除去/低減対策
残留に影響する要因、残留EO除去方法、残留物低減対策
8.EO残留物管理における注意事項
再滅菌、材料との反応物、リスクアセスメント
滅菌の委託とQMS査察対応のポイント (製造販売業者、 PMDA、第三者認証機関)
1. アウトソースを行う上での一般事項
2. アウトソース管理の法的要求事項、確認事項(QMS省令、ISO規格)
3. 滅菌工程監査チェックリスト
4. 監査における指摘事例と対応方法、是正方法のポイント