接着接合に関して学ぶべき基本事項(接着メカニズム,接着剤の種類と用途,試験方法と試験機器)から、接合部の劣化メカニズム、正確に評価する方法について解説!
最新の研究事例を紹介しながら、接着接合部の耐久性の現在や課題についても言及!
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
※日程が変更になりました。(5/8更新)
5月15日 → 6月14日(水)
【基礎編】
1. なぜ接着接合なのか.長所と短所
2. 接着剤の種類と特徴
1)構造用接着剤とは
2)接着剤の分類の仕方(成分系,硬化方法など)
3)代表的構造用接着剤:エポキシ系ウレタン系アクリル系シリコン系
3. 被着体は表面処理が重要=種類と効果
4. 接合強度試験片の種類
SLJ(シングルラップジョイント)
DCB(ダブルカンチレバービーム)
Bulk(バルク;接着剤硬化物)
T-Peel(T型ピール)
IWP(インパクトウエッジピール)
5. 強度評価試験に用いる試験片とその目的
【実際の耐久性強度評価】
6. 考慮すべき環境負荷
7. SLJの引張試験の評価の注意点
8. LJの疲労試験;繰り返しひずみによる強度低下
9. 水分による強度低下
10. DCB試験片を使用した測定
【研究事例】
1)高分子材料(接着硬化材)の広範囲速度依存性(クリープから衝撃まで)
2)繰り返しひずみを受けた重ね合わせ継手の残存強度
3)水分により強度劣化したDCB試験片のエネルギー解放率とき裂進展速度の関係
4)高温強度の正体,なぜ強度は温度に影響をうけるのか.
【質疑応答】