★早期開発戦略における最適な開発計画とは?
 ★早期に承認を取得するための勘所とは?  ★臓器・がん種横断的な試験デザインとは?

抗がん剤の早期開発・承認取得のポイント【LIVE配信】
~最新の開発動向や審査の事例から解説~

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

セミナー概要
略称
抗がん剤早期開発【WEBセミナー】
セミナーNo.
開催日時
2024年09月27日(金) 13:00~15:45
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
【第1部】
 ファイザーR&D(合)
  クリニカル・ファーマコロジー部 Manager 臨床薬学博士 木村 信之 氏

【第2部】
 メディカルサービスネットワーク(株)代表取締役 理学博士 石田 啓介 氏
《ご専門》
 薬学、医薬品開発、抗がん剤、再生医療等製品
《ご経歴》
 北大院卒。製薬会社及び内外の研究機関にて主に新規抗がん剤の研究開発に従事し、
 メディシナルケミストリー、天然物化学、コンピュータ支援薬剤設計、
 薬剤-標的相互作用解析、各種in vitro及びin vivo試験、薬物動態、毒性試験、
 製剤検討、メディカルライティング等に携わる。基礎・非臨床・CMC・臨床と
 いう医薬品開発の主要な領域をカバーする経験を有し、過去10年間に14品目の
 承認申請に携わってきたことから、薬剤の作用機序に立脚した質の高い
 メディカルライティング及びコンサルティングが可能。
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付【製本し郵送します】

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
  ついてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。

・セミナー資料は郵送にて前日までには、お送りいたします。
 ご自宅への送付を希望の方はコメント欄にご住所などをご記入ください。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
プログラム

第1部:抗がん剤の早期開発戦略,用法・用量設定,国際共同開発

《講師》ファイザーR&D(合) 木村 信之 氏

【趣旨】
近年,日本での医薬品臨床開発は国際共同治験が増え(2018年以降50%以上),初回治験計画届においても国際共同治験が増えつつある(Ref 1)。全治験計画届の疾患領域別では直近数年間(2017年以降)で抗悪性腫瘍薬(ONC)が約7割で最も多い(Ref 1)。ONCの早期開発の探索的試験では,主に患者を対象に安全性,忍容性,PK,PDおよびバイオマーカー等を検討し,PK/PDや臨床薬理学的評価も含めて次相の臨床推奨用法・用量を決定する(Ref 2)。また,FDAではONCでの最適な用法・用量設定に関するワークショップや関連ガイダンスが発行されている(Ref 3, 4)。ONCの用法・用量設定では,開発早期での探索的試験/国際共同開発における評価と関連するため,初めて承認申請する際の用法・用量設定においても開発早期の評価は重要と考える。これまでONCおよび他の各疾患領域別の承認用法・用量の国内および海外との比較調査は報告されているものの,国際共同治験が増えた最近の承認薬に関する調査報告は限定的である。開発早期から国際共同治験に参加する事例が増えてきた現在において,国内および海外で治療薬が初めて承認された際の用法・用量を比較することはONC早期開発を改めて検討する上でも有益と考え,ONC以外の各疾患領域治療薬の承認用法・用量も含めて調査した。最近の5年間に国内で承認された新規有効成分(168品目以上)について,日本および米国での用法・用量を比較調査した結果を発表し,ONCの早期開発戦略および国際共同治験における日本の最適な開発計画に関するポイントを紹介する。

 Ref 1: 令和2年度医薬品・医療機器等GCP/GPSP研修会,
         厚生労働省医薬・生活衛生局医薬品審査管理課
 Ref 2: 抗悪性腫瘍薬の臨床評価方法に関するガイドライン,
          令和3年3月31日,薬生薬審発0331第1号
 Ref 3: Project Optimus, Reforming the dose optimization and dose selection paradigm
    in oncology: https://www.fda.gov/about-fda/oncology-center-excellence/project-optimus
 Ref 4: Expansion Cohorts: Use in First-in-Human Clinical Trials to Expedite
    Development of Oncology Drugs and Biologics Guidance for Industry, FDA, March 2022

 1.背景および目的
 2.調査方法
 3.調査結果:用法・用量の日・米比較結果
    (最近5年間に日本で承認されたONCおよびNon-ONC)
 4.調査結果:ONC品目・開発戦略
 5.Project Optimusも踏まえた早期開発戦略
 6.ONCの早期開発戦略および
     国際共同治験における日本の最適な開発計画に関するポイント

 

第2部:抗がん剤の早期承認取得のための開発・申請戦略

《講師》メディカルサービスネットワーク(株) 石田 啓介 氏

【趣旨】
近年、承認を取得した新有効成分含有医薬品(新薬)のうち、約7割は売上高6000億円以上の内外大手製薬企業によるものであり、規模の小さい製薬企業やベンチャーの苦戦が続いています。毎年のように数~数十品目を承認申請する大手企業と数年に一度しか申請しない企業ではノウハウの蓄積や経験値に歴然とした差があり、それが新薬創出力の差となって表れています。国により長期収載品に依存するモデルから、より高い創薬力を持つ産業構造への転換が迫られ、新薬を出し続けなければ生き残れない厳しい時代に突入している現在、売上規模の小さい企業こそ、より高い新薬創出力が求められています。
本研修では、基礎・非臨床・CMC・臨床という医薬品開発の全領域をカバーする経験を有し、過去10年間に14品目の承認申請に携わってきた演者が、従来の医薬品開発プロセスの問題点を改善し、少しでも新薬創出力を上げ早期に承認を取得するための方策について、抗がん剤領域を一つの事例として解説します。

 1.はじめに
  1.1 過去10年間に承認を取得した新有効成分含有医薬品の動向
  1.2 薬剤オリエンテッドの危険性
 2.医薬品開発の概略
  2.1 第1相試験~第3相試験の概要
  2.2 希少な疾患に対する臨床評価
  2.3 マスタープロトコールに用いられる試験デザイン例
 3.早期承認取得のためのポイント
  3.1 明確なゴールイメージを持とう!
  3.2 臨床的位置付けオリエンテッドとは?
  3.3 申請適応症の承認動向を俯瞰しよう!
  3.4 ベネフィットとリスク
  3.5 臨床データパッケージと効能・効果
  3.6 有効性の評価項目
  3.7 注意が必要な有害事象
  3.8 非臨床データパッケージと効能・効果
  3.9 早期承認取得戦略の効能(臨床)
  3.10 早期承認取得戦略の効能(非臨床)
 4.事例研究
  4.1 肺がん治療薬の承認動向及び事例研究
  4.2 結腸・直腸がん治療薬の承認動向及び事例研究
  4.3 臓器・がん種横断的な試験デザイン
 5.おわりに

スケジュール
※多少前後する可能性がございます。
 13:00~13:45  講義:30分/質疑:15分
 13:45~14:00  休憩
 14:00~15:45  講義:90分/質疑:15分
キーワード
抗がん剤,癌,開発,治験,承認,申請,WEB,セミナー,講習
関連するセミナー
関連する書籍
関連するDVD
関連する通信講座
関連するタグ
フリーワード検索