2025年10月29日(水)
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弁護士法人大江橋法律事務所 パートナー弁護士 (日本国・カリフォルニア州弁護士) 廣瀬 崇史 氏
【略歴】
共同開発・ライセンス契約等の知財関連契約、医薬品に関する特許権侵害訴訟を含む知的財産権に関する紛争解決・紛争予防、システム開発契約、AI関連契約、M&Aを含むビジネス取引契約の作成、コンプライアンス、危機対応、企業間取引、IT、製造物責任、会社法等の紛争案件を扱う。
【経歴】
2006年 東京大学教養学部卒業、2007年 大江橋法律事務所入所
2014年 Harvard Law School 卒業(LL.M.)
2014年 Paul、Weiss、Rifkind、Wharton & Garrison LLP(New York Office)勤務
2016年~東京外国語大学 ビジネス法に関する非常勤講師(現在、特許法、著作権法(AI論点を含む)、商標法、不正競争防止法部分担当)
2017年~大江橋法律事務所 パートナー就任
2021年~2024年AIPPI(国際知的財産保護協会)"Commercialization of IP" 常設委員会vice chair
2025年~AIPPI(国際知的財産保護協会)"Amicus" 常設委員会及び同“Commercailizaion of Data and IP”常設委員会
【ご専門】
知的財産関連契約、知的財産紛争解決、国際取引等
【学位】
LL.M.(Master of Laws)
【著作・活動】
「医薬品ライセンス契約におけるリスク回避」技術情報協会Pharm Stage(2024年)
「生成AIの業務利用(Part Ⅱ)~生成AIの利用に関する社内ルールの策定」大江橋ニュースレター (2024年)
テーマ別 ヘルスケア事業の法律実務(ヘルスケアとライセンス章) 共著 中央経済社(2023年)
Japan M&A - Key Intellectual Property Issues in M&A Transactions -( Law Business Research Ltd. )(2023年)
【オンラインセミナー】海外進出する企業のための法務:日本の特許侵害訴訟との比較を踏まえた米国の特許侵害訴訟の特徴・留意点(2024年)
【オンラインセミナー】企業法務の重要裁判例シリーズ 契約分野の近年の重要裁判例(契約解釈と紛争解決)BUSINESS LAWYERS / 弁護⼠ドットコム株式会社(2024年)
非会員:
55,000円
(本体価格:50,000円)
会員:
49,500円
(本体価格:45,000円)
学生:
55,000円
(本体価格:50,000円)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
★1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
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よくある質問
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーとなります。
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、
こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)
セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについては
こちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
企業の法務部、知的財産部所属の方等(基本的事項を踏まえた解説を想定しております。製薬企業のみならず、ライフサイエンス関連のベンチャー企業、ライフサイエンスに新規参入される企業の方にも参考となります。)
知的財産から収益を得る、また、他社技術を活用して事業拡大を早めることに活用されるライセンス契約には、ライセンス許諾の範囲、対価、技術サポート、秘密保持、表明保証、競業避止、損害賠償等重要な条項が多数あります。ライセンス契約は、事業・技術分野において様々な特徴があるところ、特に医薬品分野におけるライセンス契約には、医薬関連特許の内容、医薬品の承認制度、研究開発の実態、医薬品の取引実態等を踏まえ、重要な条項について他の分野と異なるアレンジが必要となり、また、他の分野のライセンスには見られない条項も加えられます。本セミナーでは、医薬品分野のライセンス契約に関わる基本的事項も踏まえつつ、そのドラフトや交渉実務に活用できるポイントを習得することを目的に、ライセンスの契約のドラフト・交渉実務のエッセンスを比較的短時間でコンパクトに説明する講座です。製薬企業の方のみならず、これからライフサイエンス関連の事業に参入される企業、ライフサイエンス関連のベンチャー企業の方にも、参考としていただけると考えます。
1 医薬品ライセンス契約の条項に影響する医薬品開発の実態、医薬品に関する規制、医薬品に関連の知的財産、医薬品の取引実態等の概要
2 医薬品ライセンス契約に関する契約当事者/知的財産権の保有者に関する条項に関する留意点(ライセンサー以外に原権利者が存在する可能性、権利の管理状況、ライセンシー側における関係会社やM&Aの発生可能性を踏まえた留意点等)
3 ライセンスの対象や内容に関する条項(ライセンス対象となる知的財産の種類、ライセンスの性質・種類の特徴(法制度を踏まえた留意点の説明)、サブライセンス、適応症・テリトリー等の定め方等の説明)
4 ライセンサー側からの技術情報や安全性に関する情報開示、ライセンシー側からの情報開示のそれぞれの重要性を踏まえた条項の整備
5 医薬品ライセンスにおけるライセンスの対価に関する条項の定め方の特徴(マイルストーンの定め方、ランニングロイヤルティの計算方法、ミニマムロイヤルティの定め、医薬品特許や販売状況等の事情変化を踏まえたライセンス対価の調整方法に関する条項のポイント、対価不返還の合意を定める意義・効果)
6 ライセンシーにおける医薬品の開発、販売活動(商業化)に関する条項の必要性の有無、定める場合の具体的な項目、文言の例(規制を踏まえた医薬品の開発に関する義務の定め方の特徴、医薬品の商業化に関する事項の項目例、これらの義務への違反の場合の効果等についての検討)
7 医薬品ライセンスにおける当事者間の関係調整、Joint Steering Committeeに関する条項(ライセンサー・ライセンシー間の意思形成の工夫、Joint Steering Committeeの設置、典型的な運営方法の仕組みに関する説明)
8 医薬品ライセンス契約における表明保証条項に関する重要項目、ドラフティング及び契約交渉上のポイント(表明保証の実務的意義、医薬品ライセンス契約における表明保証条項の典型的項目、表明保証条項の交渉における実務的な文言調整、表明保証違反の効果の明示、損害賠償条項とのリンク)
9 秘密保持義務に関する条項のドラフティングに関する留意点、重要条項の内容(ライセンス対象技術に関する秘密保持の重要性、秘密情報の定義、秘密保持義務の例外、監査等の項目に関する留意点)
10 医薬品ライセンス契約における競業避止義務の重要性やその定め方の特徴(競合製品の定義の仕方、競業避止の期間等の定め方に関する考慮要素、工夫等の説明)
11 医薬品ライセンス契約における契約終了事由の特徴(一般的な契約終了事由、医薬品ライセンス契約特有の契約終了事由の基礎)
12 医薬品ライセンス契約におけるライセンス契約の終了時の対応に関する留意事項の例(テリトリー内での販売体制の想定、体制移行に関する相手方から得る協力要否を踏まえたドラフティング)
13 医薬品ライセンス契約における損害賠償条項のドラフト上の留意点(損害賠償の範囲から除外する損害項目、金額上限の設定、第三者保有の知的財産権の侵害が生じた場合の対応等に関するリスク回避のる留意点、契約交渉上の落とし処及びポイント)
14 医薬品ライセンス契約における紛争解決方法の特徴(訴訟及び仲裁メリット/デメリット、医薬品ライセンス契約に関する仲裁を行う場合のポイント)
医薬品契約,ライセンス契約,製薬ライセンス,契約交渉,知財契約,技術移転,特許契約,法務