1 医薬品ライセンス契約の条項に影響する医薬品開発の実態、医薬品に関する規制、医薬品に関連の知的財産、医薬品の取引実態等の概要
2 医薬品ライセンス契約に関する契約当事者/知的財産権の保有者に関する条項に関する留意点(ライセンサー以外に原権利者が存在する可能性、権利の管理状況、ライセンシー側における関係会社やM&Aの発生可能性を踏まえた留意点等)
3 ライセンスの対象や内容に関する条項(ライセンス対象となる知的財産の種類、ライセンスの性質・種類の特徴(法制度を踏まえた留意点の説明)、サブライセンス、適応症・テリトリー等の定め方等の説明)
4 ライセンサー側からの技術情報や安全性に関する情報開示、ライセンシー側からの情報開示のそれぞれの重要性を踏まえた条項の整備
5 医薬品ライセンスにおけるライセンスの対価に関する条項の定め方の特徴(マイルストーンの定め方、ランニングロイヤルティの計算方法、ミニマムロイヤルティの定め、医薬品特許や販売状況等の事情変化を踏まえたライセンス対価の調整方法に関する条項のポイント、対価不返還の合意を定める意義・効果)
6 ライセンシーにおける医薬品の開発、販売活動(商業化)に関する条項の必要性の有無、定める場合の具体的な項目、文言の例(規制を踏まえた医薬品の開発に関する義務の定め方の特徴、医薬品の商業化に関する事項の項目例、これらの義務への違反の場合の効果等についての検討)
7 医薬品ライセンスにおける当事者間の関係調整、Joint Steering Committeeに関する条項(ライセンサー・ライセンシー間の意思形成の工夫、Joint Steering Committeeの設置、典型的な運営方法の仕組みに関する説明)
8 医薬品ライセンス契約における表明保証条項に関する重要項目、ドラフティング及び契約交渉上のポイント(表明保証の実務的意義、医薬品ライセンス契約における表明保証条項の典型的項目、表明保証条項の交渉における実務的な文言調整、表明保証違反の効果の明示、損害賠償条項とのリンク)
9 秘密保持義務に関する条項のドラフティングに関する留意点、重要条項の内容(ライセンス対象技術に関する秘密保持の重要性、秘密情報の定義、秘密保持義務の例外、監査等の項目に関する留意点)
10 医薬品ライセンス契約における競業避止義務の重要性やその定め方の特徴(競合製品の定義の仕方、競業避止の期間等の定め方に関する考慮要素、工夫等の説明)
11 医薬品ライセンス契約における契約終了事由の特徴(一般的な契約終了事由、医薬品ライセンス契約特有の契約終了事由の基礎)
12 医薬品ライセンス契約におけるライセンス契約の終了時の対応に関する留意事項の例(テリトリー内での販売体制の想定、体制移行に関する相手方から得る協力要否を踏まえたドラフティング)
13 医薬品ライセンス契約における損害賠償条項のドラフト上の留意点(損害賠償の範囲から除外する損害項目、金額上限の設定、第三者保有の知的財産権の侵害が生じた場合の対応等に関するリスク回避のる留意点、契約交渉上の落とし処及びポイント)
14 医薬品ライセンス契約における紛争解決方法の特徴(訴訟及び仲裁メリット/デメリット、医薬品ライセンス契約に関する仲裁を行う場合のポイント)