― 新規ターゲット・バイオマーカー・検査技術が導く創薬革新 ―
【アーカイブ配信:3/26~4/3(何度でも受講可能)】の視聴を希望される方は、こちらからお申し込み下さい。
第1章 イントロダクション:疾患ターゲット検査が変える創薬の未来
1. 創薬と診断の融合 ― Theranosticsの進化と産業構造の変化
2. 疾患ターゲット探索の新潮流:疾患遺伝子・代謝経路・免疫プロファイルの再定義
3. 希少疾患・未充足疾患が生み出す“未踏領域”市場
4. モダリティ(抗体・核酸・細胞・遺伝子)に応じたターゲット検査戦略
第2章 新規創薬ターゲット探索の最前線
1. 疾患オミクスからのターゲット創出:ゲノム・トランスクリプトーム・プロテオーム連動解析
2. 空間オミクスによる病変微小環境の可視化
3. AIによる疾患ネットワーク解析と新規標的同定
4. 患者コホート×NGSデータベースを活用した創薬標的リパーパシング(再探索)
5. シングルセル解析が開く次世代ターゲット創薬
第3章 新規バイオマーカー探索の最新技術
1. 多層オミクスによる**複合バイオマーカー(multi-omics signature)**の構築
2. リキッドバイオプシーによる早期診断と治療効果予測
3. AI/機械学習によるバイオマーカー発見アルゴリズム
4. シングルセル免疫プロファイリングによる免疫関連バイオマーカー
5. 非侵襲・マルチモーダルバイオマーカー(画像+遺伝子+代謝)
第4章 新規検査薬開発とコンパニオン診断の革新
1. コンパニオン診断薬の進化:EGFR、ALK、PD-L1、HER2、BRAFの事例
2. 次世代コンパニオン診断:AI診断・多遺伝子パネル・デジタル病理
3. 希少疾患向け検査薬開発 ― 検体数制約下の開発戦略
4. LDTから体外診断用医薬品(IVD)へのトランスレーション実務
5. POCT(Point-of-Care Testing)とデジタルデバイスの臨床実装
第5章 モダリティ別にみるターゲット検査と開発動向
1. 抗体医薬・ADC:バイオマーカー連動治験設計と診断薬共開発
2. 核酸医薬(siRNA・mRNA・ASO):標的発現・応答バイオマーカーの探索
3. 遺伝子治療:ベクター特性と免疫反応の評価法
4. 細胞治療(CAR-T、iPS由来):機能評価・モニタリングバイオマーカー
5. 再生医療等製品:細胞品質・ポテンシー試験・遺伝子安全性評価
第6章 制度・規制動向と国際開発の実務
1. PMDA/FDA/EMAにおけるコンパニオン診断薬・バイオマーカー承認の要件
2. AI診断・SaMD(Software as a Medical Device)規制と審査傾向
3. 希少疾病用医薬品制度とバイオマーカー開発支援制度
4. 国際共同試験・共通パネル化・標準化の動向(IVDR, ISO15189, FHIR等)
第7章 未来展望:疾患ターゲット検査が導く創薬・事業の新地平
1. 創薬と診断の共創モデル:治療予測・個別化医療・疾患予防
2. データ駆動型ターゲット発見(AI×リアルワールドデータ×バイオバンク)
3. 低・中所得国向け検査薬開発とグローバルアクセス
4. ESG/社会的価値からみる検査薬・診断ビジネスの重要性
第8章 質疑応答・オープンディスカッション
1. 創薬ターゲット・バイオマーカー探索の課題共有
2. 規制・技術・倫理のバランスをどう取るか
3. 聴講者との双方向議論:次世代開発モデルを考える
【質疑応答】